みずべちほー

ボス「着いたよ。着いたよ」


かばん「はい。ありがとうございます」


サーバル「ねーねーかばんちゃんアライグマとずっと何話してたの?」


かばん「えっと....それは後でアライさんが説明するからね」


アライさん「そうなのだ!後で説明するから、今はみずべちほーのことを聞いて回るのだ!」


フェネック「はいよー。でもアライさん、この辺フレンズたちがいないみたいだよ?」


かばん「あれ?ホントですね」


サーバル「うみゃ!うみゃ!うみゃみゃみゃみゃー!」


かばん「....何してるの?サーバルちゃん」


サーバル「あ、えっと、ここになんか光ってるネズミみたいなやつがあって、思わず遊んじゃった!」


かばん「あはは、サーバルちゃんらしい...でも、こんなの誰が置いたのかな?」


ボス「検索中...検索中...」


ボス「恐らく、ジャパリパーク内のアトラクションである、『けものフレンズぱびりおん』に置かれていた遊び道具の一種だね。多分お客様の誰かが、ふざけてここに置いたんだと思うよ」


かばん「けものフレンズぱびりおん?」


ボス「『けものフレンズぱびりおん』とは、パーク内のフレンズの性質や、性格などをより知ってもらうことを目的に作られた、フレンズ観察型のアトラクションだよ」


かばん「へー...そんなのがあったんですか」


サーバル「わたし知らないよ?」


アライさん「アライさんも知らないのだ!フェネックは知ってるのだ?」


フェネック「ううん、初耳だよー」


ボス「もう随分昔だからね。フレンズたちは覚えていないと思うよ」


かばん「そうですか。ではとりあえず、フレンズさんを探しましょう!」


アライさん「アライさんにお任せなのだ!」ダッダッダッ


サーバル「あっ!ずるーい!わたしに任せてよー!」ドタドタドタ


かばん「みんなで探しましょうー!」



フレンズ探索中....



フェネック「あれじゃないかなー?」


サーバル「どれどれ!?」


フェネック「ほら、あそこの...」


アライさん「いたのだ!」


かばん「あ、いますね」


サーバル「え?どこー?」


かばん「ほら、草の茂みに隠れて見えにくいかもしれないけど、あそこで寝てる白い子」


サーバル「あ!ほんとだ!行ってみよー!」



????「zzz...」


かばん「あのー....」


????「ん、ふわぁぁ」


????「誰ー?」


かばん「あ、えっと、かばんっていいます」


サーバル「わたしはサーバルキャットのサーバルだよ!よろしくね!」


アライさん「アライさんはアライグマのアライさんなのだ!」


フェネック「フェネックだよー」


????「えっと、わたしは....」

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