美少女を描写してみた(恋愛風味)
たれねこ
case.1 清純派
「もう……またネクタイ
隣を歩く君は、長い黒髪を揺らしながら言う。その制服はいつ見ても正しく着こなされ背筋もしゃんと伸ばしている。
「私はちゃんとしてる君が好きなんだからね」
そう言いながら見上げてくる顔ににわかに赤みが差す。
「いつも一緒にいてくれてありがとう。これからも、その、一緒にいようね」
君の隣の席は時々荷が重いが、この透明感ある笑顔を他の誰にも見せたくない。だから、ネクタイを締めなおし、君と同じように真っ直ぐ前を見て、同じ速さで歩いていく――。
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