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目次
真っ黒で真っ白で
揺れて 動いて 形をかえて
憎しみに置き換えるの
人間は人間を憎むことで
忌む者に変えて
でもその意味は
痛みを忘れた妬みで
哀れみも生まれない
だって自分自身で 殺してしまってから
なにを始めたらいいんだい？
視界の隅からフェードアウトしていく感覚で
冷静な判断ができないまま
愚かなダンスばかり
リズムを刻みつける
誰かと誰かの
動きがずれたって？
衣擦れだって
声が掠れたって
何も変わらない
自分自身と戦って
答えを導き出す努力、それすらも怠って
誰かを笑ったって
それでいて
無償で過大に願ったって
偏った願望に
穿った視野で
探ってみても
最初から何もないから
ただ 空っぽなだけ
真っ黒で
真っ白で
空っぽで
憎しみだけがつのって
彩りすら忘れて
空虚。
からっぽだけど
透明ではなくて
色塗った感情が確かにあって
それをだから信じてみたらいい
だって自分自身で 殺してしまってからじゃ
何も始められないから
始まるサインがある
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