孤独を知り毒を知る


なんとなく

何気なく

踏ん張って

頑張ってみたが

立っていられない時に

孤独を知り、毒を知る


散り散りに

失った自信が

指針も忘れて

忘却の彼方


無力を感じ

無気力の中

無重力の可能性を忘れてた

僕がいた


回転する球体の中で

全自動で処理してきたタスク

システムが錆び付いて

それでも望郷を想うがように

変わらない人達がいて


努力もなく

無駄と嘆いて

前進が無いのは悪


誇りと奢りを勘違いして

折畳式の言い訳を理論武装しようとして、少し笑った


前を向くしかなくて

立ち止まってる余裕はなくて

過去にすがりつくには僕らは若すぎる


なんとなく

何気なく

踏ん張って

頑張ってみたが

立っていられない時に

孤独を知り、毒を知るが、毒そのものを飲み干し

毒を噛み砕く僕がいる


努力もなく

無駄と嘆いて

前進を諦めたら 

そこでエンドロール


なんとなくも

何気なくも無い

行く。進む。歩く。だから飛ぶ。

そのままでいいって?

それはそれでもいい

でも僕らは羽ばたける

足と手と意志、感覚神経の全てを研ぎ澄まして

ナイフを砥げ

相手を突き刺すナイフではなく

「無理」とか「無駄」を切り裂く武器として


孤独を知り、毒を知っても

その毒すら飲み干して 噛み砕く

前へ前へ前へ

だって 毒では消えない純粋な光が

今、僕らにはあって

足と手と意志、感覚神経の全てを研ぎ澄まして



立ち上がられる

何度でも何度でも

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