乙女ゲームの世界で私が悪役令嬢!?そんなのお断りです!
蒼月
主な登場人物
※ネタバレを含みますのでお気をつけください。
《第一部の主な登場人物》
セシリア・デ・ハインツ(前世の名前は神崎 真里子)
銀色の長髪と紫の瞳をした美少女。
前世では27歳でこの世を去ったが、気が付けば死ぬ前にやり込んでいた乙女ゲーム『悠久の時を貴女と共に』の世界に転生していた。
そして自分がそのゲームの中に出てくる悪役令嬢である事を知ったのだ。
さらにその悪役令嬢にはヒロインのエンディングによっては死亡する未来が待っていた。
ならばその死亡フラグを立たせないようにする為、セシリアはゲームの知識を生かしながら回避に奮闘する事にしたのである。
カイゼル・ロン・ベイゼルム
襟足まである金髪と宝石のように輝く青い瞳が印象的な美しい顔立ちの男性。
ベイゼルム王国の第一王子で王太子である。
王子と言う立場上人当たりも良く常に王子様スマイルを振り撒いている。
しかしその笑顔によって誰も王子の本心を知る事が出来ないでいた。実は王子はその優しい見た目とは裏腹に腹黒王子であったのだ。
そんな王子が予想外の行動をするセシリアに興味を持ったのである。
シスラン・ライゼント
深緑の長髪を後で一つで結び切れ長の金色の瞳と銀縁の眼鏡が印象的な綺麗な顔立ちのクールな男性。
4歳ぐらいからその頭脳明晰な様子で大人達を驚かせ神童と呼ばれるようになった。
将来は王宮学術研究省に入る事が目標で日々勉学に励んでいる。
しかしその為か人付き合いが悪く自分より頭の悪い者と話すのも嫌い、仕方がなく話す時は常に刺のある言い方で他人を寄せ付けない。
最初はセシリアをただの令嬢だと馬鹿にしていたが、その知識の深さと他の令嬢とは違う言動にすっかり気に入ってしまった。
ビクトル・フェルドラ
前髪を後ろに撫で下ろしている髪型をした黒髪に黒い瞳の美丈夫。
伯爵家の三男として生れた為、成人するとすぐに騎士団に入った。
元々剣の実力があったのだが、騎士団に入りそこで当時騎士団長を務めていた人に鍛え上げられメキメキと力を付けたのである。
そうしてその騎士団長が引退すると同時に騎士団長に任命され、歴代でもっとも若い騎士団長となった。
性格は比較的に真面目で部下の面倒見が良くその部下達から慕われている。
セシリアよりだいぶ年上だがセシリアの性格に惚れ『姫』と呼び慕うようになった。
レオン・ロン・ベイゼルム
肩まであるふわふわの淡い桃色の髪に碧眼の瞳の美少年。
カイゼル王子の実弟でベイゼルム王国の第二王子。
しかしカイゼル王子の似非スマイルとは違う種類のニコニコとした小悪魔的な笑顔を常に浮かべ回りを魅了している。
基本的に第二王子なので回りから甘やかされて育ってはいるが、最終的には王太子であるカイゼル王子に皆行ってしまうのが内心面白く無いと思っていた。
その為回りには気が付かれていないが人一倍独占欲が強くヤンデレ気質である。
鉱物に幼い時からハマり珍しい鉱物等を収集し続けていた。
セシリアより年下でセシリアを姉様と呼んで慕うが、心の中ではいつもセシリアを閉じ込めて独り占めしたいと常に思っている。
アルフェルド・ラ・モルバラド
褐色の肌に腰まである長く美しい白髪を三つ編みで束ね、瞳は宝石のような赤色をした妖艶な美男子。
砂漠の国の皇太子で常にアラブの服装であるカンドゥーラによく似た白い足元まである服を着ている。
さらに腰まである白く大きなスカーフを黒い紐で頭に留めている為、基本的に髪の毛はその中に隠れている。
性格は女好きで守備範囲が広く誰にでも声を掛けるほど。
その理由は自分用のハーレムに入れる女性を自分で探しているからである。
モルバラド帝国の建国者は元々盗賊だった事で、いまだに欲しい物は奪ってでも手に入れる考えが根付いていた。
そしてセシリアと初めて出会ったのもそのハーレムに入れる女性を探す為にベイゼルム王国に来た時である。
ニーナ
肩までのふわふわの金髪に綺麗な青い瞳の美少女。
セシリアが前世でやり込んだ乙女ゲーム『悠久の時を貴女と共に』のヒロインで操作キャラでもある。
性格は明るく誰とでも打ち解ける事が出来優しい心の持ち主。
だが善悪の判断がしっかりしており、甘い言葉で騙して来ようとする者には貴族であってもキッパリと意見を言う芯の強さを持っている。
王都から離れた町に一人で住んでおり、両親は幼い頃に亡くなって天涯孤独の身。
だがそんな環境に置かれても回りの優しい人々に助けられ曲がった性格にならなかった。
そして17歳になった年に『天空の乙女』に選ばれ王城に登城する所から物語が始まる。
そこで初めて悪役令嬢役であるセシリアと出会った。
レイティア
薄い紫色の髪に緑色の瞳で綺麗だがキツめな顔立ちをしている侯爵令嬢。
当初は初めて見たカイゼル王子に一目惚れをし、その婚約者になったセシリアを憎んでいたがある事が切っ掛けでセシリアを慕うようになる。
そしてその慕う気持ちが大きすぎて時に暴走する事もあった。
《第二部から登場の主な登場人物》
ヴェルヘルム・ダリ・ランドリック
高身長に濃い紺色の髪と赤色の瞳をした美青年。24歳。独身。
隣国にあるランドリック帝国の若き皇帝。
悪政を続けていた前皇帝である父親をその手で排除し、現皇帝の座につく。
前皇帝の悪政で乱れきっていた国をその政治的手腕で立て直した。
ようやく国が落ち着いてきた事で隣国との友好を深めるために、ベイゼルム王国を訪問してきたのだ。
DLC版の新しい攻略対象者。
アンジェリカ・ダリ・ランドリック
腰まである波打つ濃い紫色の髪とヴェルヘルム皇帝と同じ赤色の瞳をした美貌の持ち主。16歳。
攻略対象者ヴェルヘルムの妹で、ランドリック帝国の皇女。
美姫と評される程の美貌の持ち主だが、その性格は我儘で周りの人をいつも振り回している。
DLC版の新しいライバルキャラ。
ノエル・ペントス
薄い水色の髪に黄色い瞳をした若い男性。
ヴェルヘルム皇帝の侍従をしている。
性格は穏やかでいつもにこにこと微笑んでいる事が多く、ヴェルヘルム皇帝の信頼も厚い。
とても仕事の出来る人でヴェルヘルム皇帝の良き理解者。
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