第2話 3回って何?

なんのかんのと就職して、 研修が始まりました。

言われたことをノートに書き作業を始めても一回では覚えられずノートを見ても分からない時があって2回目を聞く。 で、また分からなくって3回目を聞く。

3回聞くと聞かれた相手はこう言う。う3回も言ってるんだからいい加減覚えてよ。

一回で覚えれることもあっても 3回だけじゃ無理っていうこともある。

人によっては4回5回、下手すれば8回9回って聞く人もいるかもしれない。

でも聞きづらい。 だって3回も聞いちゃってるもんね。

3回って何だろう。

3回遅刻したら一回欠席、2度あることは3度ある、3回言ってわかんなかったら 覚えが悪い。

でもたくさん聞いてしっかり覚えて 仕事をスムーズに進める人もいる。

でも時すでに遅し!

この人仕事ができない人ってイメージがつくんだよね。

年取ってくると覚えだって悪くなってくる3回じゃ無理。子供の時だって何回も言ってやって覚える。青年期には頑張って頑張って10回、20回言って 英単語や公式を覚える。

大人の人は3回が好きだよね。

そりゃ50回ぐらい聞いたらさすがにこの人はって思うよ。

仕事の常識で3回で覚えるのは 当たり前はおかしくないかな?

5回、6回聞いたって まだ常識の範囲内だよね。

3回の呪縛だね。

自分で自分の首絞めてるみたい。

七転び八起きっていう言葉もあるのにね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る