花束と銃弾~Ravuasu bullet~

Nem

第0話 ハジマリの鐘

ここはクルム王国。

1500年も続く伝統のある王国だ。

平和で市場はいつも賑わっている。

しかし,最近新しい魔王候補が出現し、危険な状態だ。

魔王候補とは戦闘能力がS~SSSランクに達した魔物のことだ。

SSSが一番やばいやつで,めちゃくちゃ危険であって、被害はでかい。

いままで倒せた人は極わずかだという。

しかし今回出たのはS級で,こいつも強いのだが

これぐらいだったらわざわざ軍が出向く必要はない。

ここクルム王国は対魔王候補用の軍がいて,

3つの部署に分かれている。

一つ目の部署は対S級

二つ目の部署は対SS級

そして,熟練の猛者が集うのは

三つ目の部署対SSS級である。

魔王候補を倒し,軍から認められると上がる方式である。

「ちょっとーアイリー行くよー」

今声をかけてきたのはハルヒ。俺の幼馴染だ。

容姿は可愛い、オレンジのショートボブで身長は俺よりも低めだ。

おっと、俺の名前を紹介するのを忘れていたよ。

俺の名前はアイリ=クウェル=マーガレットだ。

今日からこの魔王撃滅部隊通称SDTに所属することになった。

まだ新米だけどな。

大聖堂の鐘がきこえる…ハジマリの音が…

ここからはじまる俺だけの物語を祝福するかのように。

さぁはじめようか。俺だけの物語を…








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花束と銃弾~Ravuasu bullet~ Nem @hiiragiharu

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