宝くじの可能性

@asased

第1話人生転落の可能性

世の中のできごとはほぼ確率で表すことができる。

例えば、パチンコで大当たりする確率 1/400

裁判に選ばれる確率 1/5000

自動車事故で死ぬ確率 1/10000

四葉のクローバー発見確率 同じく 1/10000

飛行機が墜落する確率 1/200000

雷が自分に落ちる確率 1/10000000

そして、ジャンボ宝くじで1等をとるの確率 1/10000000

これは、驚くべき数値です。

ジャンボ宝くじで1等をとるのは、自分に雷が落ちてくる確率と同じ?

「はぁ?」

「ありえない?」

いろいろなことを読んでいて思っただろう。

しかし、これが事実だと考えるとなんとなく納得できる

人もいるかもしれない。



あなたは1度でも「宝くじ」というものを買ったことがあるだろうか。

大人だったら大抵の人は、

YES

そういうでしょう。

なんといっても毎年、年末の宝くじの宣伝はあるし

例にパチンコ店を出しましょう。

当たる確立が宝くじに比べるともの凄く高いパチンコ屋が無くなる、

と世間でぼやかれても、同じ賭け事でしかも当たる確立が

自分に落雷する確率と同じでも、人々は夢を見て

宝くじを買う。

それってとても無駄な行為なのかもしれない。


しかし、どれだけ人々が宝くじを買わなくても、その運営会社は、潰れない。 それは、皆さん知ってのとおり

銀行が運営しているから。 その運営会社はみずほ銀行だ。

それに比べパチンコ店は支店をもつ大きい企業もあるけれど

個人運営も多い。この資産の規模がパチンコ店と宝くじ

の決定的な違いでしょう。


人々は、

「しかし現実にあたっている人もいるだろう」

と言うだろう。まったく持ってそのとおりだ。

宝くじで1等を当てている人も現にいる。

そこで、ここではもし宝くじが当たったとして

話を進めていこうと思う。

ここでは、あなたが主人公だ。

もし、宝くじが当たったらどうする?

まずは海外旅行をする?

それとも高級料理店に毎日通う

それか、家族や親戚に隠して一人でこっそり使う?

お金の使い方をどうするかなんて人それぞれだ。

自分の選択を信じよう。


宝くじが当選すると、多くの人は

「働かず、遊んで暮らそう」

のような考えを持っている人も多いだろう。

無論 その思想は世間一般といっても過言ではない。

しかし、その考えは後に人生を滅ぼすことになる可能性

なることを知っておこう。


1、まず、あなたが正直にそのことを打ち明けたとすると

最初にお金の使い道でもめることは規定事項といって

問題ないでしょう。運が悪ければ

一家離散のきっかけになる可能性も十分に考えられます。


そんなことになるくらいなら、誰にも言わなければ良いじゃないか。

そう考えた人も、多いはずです。だって大喧嘩をして

家族離散なんて誰でも嫌ですよね。

しかし、その計画もおそらく失敗するでしょう。

もし、海外の金融機関に預けたり、金庫に隠す

なんてことをしてもばれます。

理由は、簡単です。 そう あなたがお金を持っているからですよ。

大金を持っていると、日々の生活で普段悩んでいた昼食の

代金なんて苦じゃありません。少し贅沢をして高いものを

買ってしまうでしょう。

そんなことを日常でしていると、家族なんかに疑われて当然ですよね。

「なんでそんな高いもの買うお金を持っているの」

とね。

どんな手を尽くしても、どうせばれてしまうなら、

とすごく考えた人はこういうでしょう。

「起業すればいいじゃん!」

たしかにこれは一見かなりいい案です。

なぜなら生活するための資金を持続することができますし、

家族も雇えるので一家離散にもつながりません。

しかしそれも一見です。

必ず落とし穴があります。


人は大金を容易に手にすると冷静さを失う


もしあなたが借金してでも会社をつくりたいなら

入念な打ち合わせを専門家とするはずです。

なぜなら、その事業が失敗したら多額の借金を

することになるのですから。


しかし、容易に大金をてにしたとすれば

多くの人はそのような考えを持たないでしょう。

なぜなら冷静ということを失っているのだから。


フランスの哲学者、 ヴォーテルはかつて

「労働は我々を3つの悪から救ってくれる」

と言いました。欲求、悪徳、そして退屈です。

一目見る限り「退屈」ってなんだよ。

とか、思うかもしれませんが、

退屈は人生の、生きる意味と言うものを

奪ってしまいます。このことから考えると

「退屈ではない」ということは、人生を 大いに楽しんでいる

そういうことなのかもしれませんね。



ここまで読んできてあなたは宝くじは買わないほうがいい。

そう思ったかもしれません。

しかし、宝くじを「お金がほしいがために」買うとするなら

おススメしませんが、

「娯楽のひとつとして楽しむ」

そういうことが出来るのならばあなたはすでに

「宝くじ」

という娯楽が無くても、人生を大いに楽しむことが出来る。

そう教えてくれているのかもしれません。





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