第649話 ヘルパーさんの仕事仲間の自殺
おかえりなさい♡
今週の月曜日に衝撃的なお話がありました。
僕の家事支援をしてくれているヘルパーさんの仕事仲間が先週に自殺をして亡くなったというのです。ヘルパーさんもかなり動揺しているようでした。
自殺をしたのは52歳の男性でバツイチの独身でした。子供はいないようです。仕事に関しては完璧主義で、会社に入社したころは、自分がこの会社を改革するのだと息巻いていたそうです。
去年の12月から様子がおかしくて心配していたとの事。この頃にはお酒の量もかなり増えていたと、ヘルパーさんは言っていました。
男性はシフトを作るのがメインの仕事です。男性がいなくなり、会社は大混乱に陥ってしまっている様です。ヘルパーさんはこの男性の亡くなる2日前に仕事の打ち合わせで会っていたそうです。
男性に「またね」と言ったのが最後になったと言っていました。ヘルパーさんは男性に、「もう少し楽に考えて仕事をしないと自分が潰れてしまうよ」とよく言っていたそうです。ヘルパーさんはこの男性と組んで3年目になると言っていました。
最後は多摩川にかかる橋にひもをぶら下げて、首を吊り亡くなったそうです。今でもまだ亡くなった事が受け入れられないと話していました。
とても真面目な優しい人だったそうです。男性が自殺する前に何かできなかったのか、残された人が苦しむ出来事でした。
ご冥福をお祈りいたします。
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僕も希死念慮があるので、このお話に引っ張られないようにしなければいけません。このタイミングで自殺する人が身近に出るとは思いませんでした。このタイミングとは、お酒を完全断酒した事です。
僕は心が弱いので、お酒をまだ飲んでいたら、きっと荒れてしまうと思います。僕も好きで家にひきこもっている訳ではないのです。こんな社会のクズのような僕に、生きる価値などあるのでしょうか。
今回自殺した男性の気持ちは、誰もわからないそうです。全部自分で抱え込んでしまう人なので、自分のSОSを出す事ができなかったのでしょう。
それに比べ、僕はSОSをバンバン出しています。
逃げ道を作り、自殺だけはしないように生きています。他人から卑怯者と言われようが、意気地なしと言われようが、僕はしぶとく生きるのです。
これからも自分の命を最優先にしながら生活していきたいと思います。
今日も暗いお話しですみませんでした。
お話しはここまでです。
どうか次もあなたに逢えますように……
いってらっしゃい♡
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