令和3年 5月の出来事

第482話 愛がわからない

 おかえりなさい♡


 今日から5月ですね。あなたはゴールデンウイークをどう過ごすのでしょう。


 僕は支援されているお弁当がお休みですので、食べる事が大変です。予定では、6日の木曜日から姉が会社に出勤予定ですので、それまでは自分で食事を用意します。


 お金も無いし、特に食べたい物もありません。近所のほか弁屋さんが無休で営業するらしいのでこれを利用する事を考えています。


 兄からの支援金は本当に助かっています。5万円を30日で割ると1日、

1,666円使える計算になります。最悪支援されているお弁当が無くても、食べる事はできそうです。


 自炊も考えていますが、調理するのがおっくうなのと、食材を買っても食べきれないので、捨てるのがもったいなくて実現していません。やはりほか弁で我慢する事にしましょう。


 ご飯を食べる事が出来るのですから、感謝しなければいけませんね。


****


 今日のサブタイトル【愛がわからない】ですが、新作【心の方程式】を書いて来て、自分という人間の愛の無さに落胆しています。


 愛が無いと云うよりも、愛そのものがわからないのです。


 もの心つく頃には、母親は精神病院に入院していてほとんど家にいませんでした。親父には軍隊のように育てられました。


 僕は自然と歪んだ、ひねくれた人間になっていきました。


 高校時代に僕の事を好きだと言ってくれる女性もいましたが、愛を知らない僕には重荷でしかありませんでした。20代前半の僕は多くの女性と肉体関係を持ちました。関係を持てば持つほど僕の心は荒れ果てていきました。


 関係を持った女性が必ずと言っていいほど、僕に聞いた言葉があります。

「子供が出来たらどうする?」でした。


 当時の僕は結婚願望も無く、子供に関しては育てられないと思っていました。1番恐れたのは、僕と同じ口唇口蓋裂こうしんこうがいれつで産まれて来た時、きっと苦しむだろうと考えていた事です。僕に愛があれば、結婚して子供もいるはずです。


 そんな僕の欲望を【心の方程式】にぶつけています。作品中、こんな会話しないだろうというものが度々あるのです。それでも部屋にひきこもり、完結に向けて描いているのです。


 一人で良いので、最後まで読んでくれる方がいる事を願っています。

 最後までお付き合いくださりありがとうございます。


 お話しはここまでです。どうか次もあなたが逢いに来てくれますように……


 いってらっしゃい♡


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