第453話 自分を受け入れる
おかえりなさい♡
乾燥した寒い日が続いています。新型コロナも猛威をふるっています。マスクの着用、手洗い、うがいなど、自分の出来る事をしていきましょうね。
それでは今日も【生きてる証しが欲しいから】始まります。
*~*~*
【自分を受け入れる】
メンタルクリニックの十文字さんに「仕事をしません」宣言をした僕ですが、それは本心ではありません。
僕だって仕事をしたいのです。せめて両手の痛みさえ無ければ、僕は仕事をしているでしょう。
僕は社会から逃げ出したのです。
兄からの支援でお弁当を1日2食もらう様になり、僕のひきこもりに拍車をかけました。何もしないのに、美味しいお弁当が無料で食べられるのです。食費がかからない事で、かなり出費が抑えられています。
朝の10時過ぎに、姉がお弁当を届けてくれています。
まずは1食、朝ご飯として食べています。残りの1食は冷蔵庫に入れて保管しています。夕食として15時頃に残りの1食をレンジでチンして食べています。
お酒がやめられず、500mlの缶ビールと酎ハイを1本ずつ、計2本飲むようになりました。朝からお酒を飲みたくなりますが、今のところ我慢出来ています。
毎日、家にひきこもっていると、時間や曜日の感覚が麻痺してきます。
朝寝坊しても誰にも迷惑がかからないのです。
この緊張感の無さ!!
僕は自分に嘘をついています。本当は自分の食べる物くらい、仕事をして稼ぎたいのです。
今の僕は、その逆の道を進んでいます。どうすれば、仕事をしないで生活する事が出来るのか、探しているのです。僕はこのまま自分に嘘をつき続けるのでしょうか?死ぬ時に後悔しないのでしょうか?
考えているだけで、時間は無常に過ぎていきます。
兄の支援が無ければ、僕は今頃生活保護を受給して生きているでしょう。住む家と食べる事が無料なんて普通有り得ません。
時給200円の地活に行くのなら、家で支援されているお弁当を食べている方がお金がかからないのです。
1番迷うのはタンポポへの復帰です。
手の指が利かないので、ホッパーは出来ないでしょう。足腰が痛むのでトラックの添乗も無理だと思います。僕に出来る事が無いのです。その結果、仕事が出来ないという答えが出るのでした。
そんな自分を僕は受け入れています。
働かないのでは無いのです。働けないのです。つらくて苦しいですが、自分で決めて来た事なので、生きていこうと思います。
お話しはここまでです。
どうか次もあなたとお話が出来ますように……
いってらっしゃい♡
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