第283話 馴れ合い

 おかえりなさい♡

 

 今日の日曜日、あなたはどう過ごしているのでしょうね。


 選挙の投票を済ませ、僕は1日中家に引きこもっています。

 一昨日の事が書けなかったので、その事を描いていきたいと思います。


 どうか最後までお付き合い下さいね。


*~*~*


 金曜日はメッキ工場の仕事でした。


 最近の僕は、朝の通勤時間を10分早め、電車に乗っています。メッキ工場の最寄りの駅に早く着いていないと落ち着きません。


 駅の近くの喫茶店で時間調整をします。


 この日もアイスコーヒーのLを注文しました。50円引きのクーポンをもらい、これを使いました。50円引いて、200円でした。時間は7時15分。煙草を3本吸うと、丁度8時になります。


 喫茶店を出るとメッキ工場まで20分歩きます。途中、コンビニで煙草を1本吸います。


 そして自動販売機で缶コーヒーを買います。本当はホットココアが飲みたいのですが、気候が暖かくなってきているので、冷たい商品に変わりました。この自動販売機、当り付きなのでほんの少し楽しめます。当たりをひいて以来、期待して買う様になりました。

 

 お金を入れて、缶コーヒーのボタンを押します。

「ピーッ」おぉ、当たりましたよ。


 2度目の当たりでした。この自動販売機、僕との相性が良いようです。そして8時30分にはメッキ工場に着きます。作業着に着替えて缶コーヒーを飲みながら9時になるのを待ちます。当たった缶コーヒーはロッカーに入れて、次の仕事の日に飲む事にしました。


 9時になり、仕事開始です。


 メッキを施した部品を磨く仕事から始まりました。新人の女性も休まず来ています。Kさんと呼びましょう。Kさんは週4日、9時から17時までの勤務です。仕事にも慣れて来て、分からない事は班長に聞けば良いと言う事も気が付いた様です。


 この日は磨くメッキの出て来るのに時間がかかりました。すぐに磨くメッキが無くなるのでした。空いた時間は班長のサポートをします。


 磨くメッキが出て来ると、Kさんと2人で役割分担します。Kさんがセロテープでちゃんとメッキがかかっているのか確認します。それを僕が磨き、最後にエアーを吹きかけてキレイにして完成です。Kさんも確認が終わると一緒に磨きます。


 僕が一生懸命に磨いている時でした。


 「磨くのがすぐに無くなるのでもう少しゆっくりと磨きませんか?指先とか痛くなりませんか?」


 Kさんの言葉に僕が答えます。「では少し時間をかけて丁寧に磨きましょう。指先は僕も痛みます。」


 わざと時間を遅らせて磨けば課長に注意されるだろうなと思いました。そこのところは班長も見ていて、Kさんに違う仕事をふっていました。


 僕は今、3時間勤務で短い時間の中、ガンガン飛ばして仕事をしていますが、午後からも仕事をする様になれば体力的に持たないのではないかと心配しています。


 マラソンを走る様にペース配分が必要だなと感じました。


 12時になり、タンポポのレクに参加する為にお弁当は食べないで、メッキ工場を後にするのでした。


♥♥♥♥♥


 馴れ合い。


 若い頃の僕なら、Kさんの言葉を無視してガンガン仕事を進めるでしょう。55歳になり、身体が動かないという自覚があります。馴れ合いで手を抜いて仕事をすれば、いつの日にかしっぺ返しが来ると思います。


 契約解除されないように誠実に仕事に励みます。


♦♦♦♦


 タンポポのレクは、ランチを食べてカラオケでした。


 13時に川崎駅の改札で待ち合わせでした。参加者はメンバーが僕を入れて8名と職員2名の計10名でした。


 恐らく僕にとって参加できる最後のレクになります。


 今月の16日からメッキ工場の仕事が14時までになるからです。寂しいですが前を向いて歩きたいです。


 ランチは焼肉を食べました。


 食事の補助が300円出ます。久しぶりの焼肉なので美味しく頂きました。


 カラオケは100円の参加費を払いました。とても混んでいて30分待ちでした。10人の大所帯なので禁煙ルームで我慢しました。結構大きな部屋でゆったりと座れました。


 2時間歌いました。1人4曲くらい歌えました。基本的に職員は歌わないのですが、最後に1人の職員が1曲歌いました。とても上手でした。


 タンポポでの楽しい思い出がまた1つ出来ました。


 解散して、夕食をほか弁で買い、家に帰ったのは17時30分でした。とても疲れて、カクヨムの更新する元気がありません。シャワーを浴びて、ほか弁をつまみに缶チューハイを1本飲みました。


 孤独だけど孤独ではない不思議な感覚を感じていました。


 精神薬を飲み、20時にはベッドに横になり、眠りにつくのでした。



 今日は一昨日の出来事を書きました。


 あなたに聴いて欲しくて書きました。こんな僕でも頑張って生きている事を伝えたいのです。


 遊びに来てくれるあなたは僕の宝物です。大切にしたいのです。


 明日からまた新しい月曜日の始まりです。あなたの活躍を願います。


 お話しはここまでです。


 次も元気にあなたと逢えますように……


 いってらっしゃい♡


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