生きてる証しが欲しいから

第279話 頑張る！！

　おかえりなさい♡

　朝から曇り空で少し寒かったですね。午前中は雨がぱらつきました。

　今日はメッキ工場の仕事でした。タンポポの作業と掛け持ちしていますので、頭の中が少しこんがらがっています。メッキ工場の通勤も、お陰様でかなり慣れてきました。

　朝は時間調整のため喫茶店でコーヒーを飲みます。

　今日はアイスコーヒーのＬにしました。税込み250円です。朝食は家でパンとスープを食べています。家で食べると１５０円くらいで済みます。喫茶店にもサンドイッチやモーニングセットがありますが値段が高いです。

　もう少しメッキ工場で稼げるようになれば、喫茶店で食べるのも有かなと思っています。

　仕事の前にコーヒーを飲みながら煙草を吹かす時間は、とても優雅な気分になります。それは僕の楽しみの１つになっています。４０分くらい時間を潰して８時に喫茶店を出てメッキ工場に向かいます。

　歩いて２０分。

　途中でコンビニの外に置いてある灰皿で１本だけ煙草を吸います。８時３０分にはメッキ工場に着いて、着替えて９時から仕事開始です。

　先週から１人、新人さんが来ています。

　女性で僕よりも少し若いでしょうか。僕の仕事を指示してくれる男性がいます。班長とでも言っておきましょう。新人さんの初日の勤務でメッキを磨きました。

　特殊な部品で僕も磨くのが３度めでした。最初に班長が手本を見せてくれました。１個磨き終えて班長が言いました。

「龍神さん、後は任せるので教えてあげて下さいね。」

　僕は「？」となりました。

　磨き方など教えてもらった事が無いのです。見よう見まねで僕は自己流で磨いているのです。新人さんも初仕事なので気合十分です。

　「まずは１個手本を見せて下さい。」

　磨き残しの無い様にだけ注意する様に言い、１個部品を磨いて見せました。

新人さんに磨く様に言いました。

　１個磨く事に「これでいいですか？」と聞くので、一応確認してＯＫを出しました。でも安心して下さい。少しでも疑問があればいちいち班長を呼んで確認していますので。

　僕の精神障害の事は、課長以上の幹部しか知らないのでオープンにして貰おうか考えています。最低でも班長には僕の障害を知っておいて欲しいからです。

　よく考えれば、精神障害者と一緒に仕事をするとは思わないでしょう。誤解や偏見にさらされる危険はありますが、同じ人間として扱って欲しいのです。

　僕の精神障害者としての闘いに終わりはありません。

　応援して下さいね。

♦♦♦♦

　頑張る！！

　メッキ工場に採用されてから、自分に向けて「頑張る！！」と言い聞かせています。

　何を頑張るのか？それは生きる事です。

　メンタルクリニックの十文字さんもあてにはなりません。先週の土曜日に十文字さんの面談がありましたが、もう駄目だと思いました。話を聴いてもらえないのです。

　カクヨムで頂く応援コメントの方が僕の心に響きます。

　あぁ、青嵐さんとお酒を飲んで愚痴をこぼしたい……

　今は「頑張る！！」の言葉しか思い浮かばないのです。良い言葉があれば教えて欲しいのです。無理せず、焦らず、頑張るのです。

　明日はタンポポの作業日です。

　タンポポの方がリラックス出来るので、楽しみます。

　お話しはここまでです。今日も逢えて嬉しいです。

　大好きなあなたが、次も逢いに来てくれますように……

　いってらっしゃい♡