第263話 マイペースで進もう
おかえりなさい♡
今日も限りある時間を使い、遊びに来て頂きありがとうございます。
とても下手くそな文章ですが、心を込めて描いていきますので最後までお付き合い下さいね。
それではお話を始めましょう。
*~*~*
今日は唯一親交のある幸田先輩に誘われ、ランチをご馳走になりました。
場所は僕の家の近所にあるファミレスです。11時30分に待ち合わせました。
朝8時に布団から出て買ったばかりの、柳なつきさんが出した新刊【あなたの恋、やり直します。江の島恋愛レンタル店】を読みました。昨日3分の1くらい読んで、その続きを読みました。
僕はじっくりと読むのでとても時間がかかります。
読み進めると、気になる事や感動する場面があると何度も読み返す癖があります。なのでなかなか前に進まないのです。夢中で読んでいると、セットした携帯のアラームが鳴りました。
ランチの時間です。
規則正しく月末の日曜日にお誘いがあります。全額ご馳走してくれるのでお昼代が浮きとても助かります。
この日はカツ丼に小うどんを付けて食べました。
幸田先輩は野菜うどんを食べていました。話は僕が働き出したメッキ工場の事でした。通勤が大変だと言うと慣れるしかないと言われました。仕事の内容も、メッキを施した部品を立ったままひたすら磨くのですと言うと、俺には真似出来ないと答えました。
今年になり初めて逢ったので正月に何をしていたのかも話しました。
幸田先輩は家族で電車に乗り金沢に泊まりで行ったそうです。僕は貧乏神のM君に逢った事くらいしか話題がありません。カクヨムの話は一応しますが余り興味が無いようです。
1時間くらい話をして別れました。
次は2月に川崎で飲もうと言われました。
楽しみにしています。
♥♥♥♥♥
マイペースで進もう。
なつきさんの本はとても面白かったです。
思い出の品と引き換えに、美貌の店主が恋の悩みを解決いたします、という事ですが、僕にもレンタルして欲しい恋があるのでした。
それは僕の初めて付き合った彼女との恋です。
僕は22歳の時に小さな宅配弁当屋をオープンしたのですが、1年で800万円の借金を抱えて廃業しました。巻き込むのを恐れた僕は彼女と別れました。
その後、僕は兄と組んで宅配弁当屋を始めて大成功を収めます。800万円の負債も完済して、お給料も年収1000万円を超えました。
僕は後悔していました。
彼女と別れなければよかったと。20代の僕は女性関係が滅茶苦茶でした。そして27歳で精神障害者の2級に認定されました。
別れた彼女と結婚していれば、生真面目な僕は女遊びもせず、精神障害者にならないで生きていたでしょう。
ただ本の様にレンタルしたくても思い出の品がありません。
しかも32年も昔の事です。彼女も生きていても52歳です。子供もいるでしょうしきっと幸せにしているでしょう。
【あなたの恋、やり直します。江の島恋愛レンタル店】
あなたにもやり直したい恋はありませんか?
僕はマイペースで進もうと思います。そうです!新しい恋を探すのです!そしてあなたに彼女ができました、と報告したいのです。
躁状態になるのでこれくらいにしておきます。お話しはここまでです。
逢いに来てくれて嬉しいです。
次もあなたが逢いに来てくれますように……
いってらっしゃい♡
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