生きてる証しが欲しいから

第237話 もみじ狩りレク

　お帰りなさい♡

　久しぶりの連続更新です。今日はホットな話題をお伝え致します。現在時刻は１９時４０分です。

　忘れないうちに今日の楽しかったレクレーションの様子を描いていこうと思います。

　最後までお付き合い下さいね。

　それでは今日も【生きてる証しが欲しいから】始まります。

　＊～＊～＊

　今日のタンポポは作業はお休みです。

　金曜日はミーティングでいろいろなレクの内容を決めます。退所したイケメン君の提案で紅葉を見に行きたいという案が出ました。当初、高尾山に行こうという事でしたが、イケメン君がその後退所したので、この案が白紙になりました。

　それから次のミーティングでどこでも良いからもみじ狩りに行きたいとメンバーが提案して今日のレクレーションになりました。

　場所は宮ヶ瀬ダム。神奈川県にあります。

　朝９時に川崎駅集合です。施設長の運転でレンタカーを借りて出発しました。お天気は曇り。予報では午後から雨が降るようです。

　参加メンバーは４名と引率の職員は施設長と職員のリーダーの２名で合計６名です。参加費は１００円でお昼ご飯は自腹です。１時間も走ると同じ神奈川県かと思うような自然に満ち溢れた場所でした。

　最初に宮ヶ瀬湖に行き車をパーキングに入れて歩きました。まだ全開ではありませんが紅葉がとても綺麗です。

　大きなつり橋を渡る時、雨が降ってきました。

　車に戻るのに距離がある為に、そのまま歩く事にしました。本降りになって来ましたが雨に濡れながら車に向かい歩きます。車に戻ると職員のリーダーがタオルを貸してくれたのでそれで拭きました。

　そしてメインの宮ヶ瀬ダムに向かいます。

　ダムで放流が観れるというのです。この放流は観れる時期があり、曜日も水曜日と第２、第４の金曜日しか観れません。結構レアなのです。１日２回、１１時と１４時に放流されます。

　お昼ご飯を食べて１４時の放流を観る事になりました。

　僕は初めて知ったのですが、元祖宮ヶ瀬ダムカレーという名物があるのです。

　１人を除いてこのダムカレーを注文しました。値段は１，０００円。

　さて、ここで問題です。何故ダムカレーという名なのでしょう？

　はい、答えです。

　カレーのお皿は横に長い皿で、ご飯が中央にダムの様に少し硬めに盛られています。そして片方にカレーのルーを、もう片方はジャガイモ、ニンジン、ブロッコリー、ベーコン、そしてお子様ランチに刺さっている様な旗付きのつまようじにウインナーが刺してあります。

　このウインナーがポイントです。

　カレーのルーはスープのようにシャバシャバです。中央に盛られたご飯の底に、このウインナーがトンネルを作るような仕掛けがしてあるのです。

　旗のつまようじでウインナーを引き抜くと、ほら想像出来ますね。

　カレーのルーが放流されて野菜の方へと流れてくるのです。まさにダムカレー。考案した人は凄いですね。大人も子供も楽しめます。

　味は辛口で子供用に甘口もあります。とても美味しく頂きました。

　そしてメインのダムの放流です。実物のダムを見るのは初めてでした。とても迫力がありました。

　１４時にアナウンスが流れ、ダムの放流のスタートです。６分間放流が続きます。人工的な滝という感じがしました。良い経験になりました。

　観終わると、頂上に行くのに「インクライン」という登山鉄道のようなモノに乗りました。障害者手帳を持っている人は無料でした。得をした気分です。

　雨が降ったのは残念でしたが楽しめました。

　参加して良かったです。

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　もみじ狩りレク。

　参加予定のメンバーが２名来ませんでした。大勢の方が楽しいのに残念です。

　今回紹介した宮ヶ瀬ダムですが、他にもたくさんの観光スポットがあり、とても１日ではまわり切れません。平日の金曜日で、しかも雨が降っていましたので観光の人出は少ないと思いました。

　帰りにメンバーの１人が現地でおみやげを買いたいと言い、お店に入りましたが、あまり魅力的なモノはありませんでした。

　車に戻ると、このメンバーが５分くらい戻らないので、職員のリーダーが見に行くと甘酒を注文して温めてもらっているとの事。メンバーが車に戻り、１人で甘酒の臭いをプンプンさせて飲んでいるのに、誰も文句を言いません。

　みんな大人です。僕も彼らしいと思い何も感じませんでした。

　楽しい１日が終わり、川崎に戻るのでした。

　お話はここまでです。書き終わると今の時間は２１時50分です。

　明日は土曜日なのでゆっくり休みます。

　今日もあなたに逢えて嬉しいです。次回も笑顔になれますように……

　いってらっしゃい♡