第186話 心の火を灯す

 お帰りなさい♡


 いつものように新しい月曜日が訪れました。


 昨日、寂しいと泣いていた僕も笑顔になりました。それは大好きなあなたが、今日も僕に逢いにきてくれたからなのです。あなたの愛が僕を包み込んでくれます。


 今週の金曜日から来週の水曜日までタンポポはお盆休みです。なんと6連休です。今の僕はお休みの日に鬱が顔を出すので要注意です。1日だけマンガネット館で遊ぼうか考えていますが、他に約束もありません。


 カクヨムに投稿する新作を集中して書こうと思いますが不安もあります。職員のリーダーに読んで訂正してもらった作品が今日僕の手に戻ってきました。


 「読んでショックだと思うけど思い切り書いたから。」


 僕に手渡す時の顔に笑みはありません。他に1名読んでくれると言う職員がいるのでUSBメモリに作品を入れて渡しました。


 駄目な部分は書き直せば良いと気楽に考えています。


*~*~*


 今日のタンポポの作業は平常作業です。


 まずは2㌔の製品作りから。僕は象の鼻のホッパーを担当しました。200個作る予定でした。半分も終わらないうちに、粉砕機が止まりました。


 原因は粉砕室の冷房が効かないための湿気でした。石鹸が汗をかき粉砕機が機能しないのです。


 中止にして製品を入れるクレート洗いです。


 洗い終わると、2階の粉砕室から1階の混合室に石鹸を降ろす作業です。1階は冷房がガンガンに効いています。作業は12時15分まで続きました。午後は13時15分から作業です。


 お腹がペコペコです。


 お楽しみのお弁当のメニューは、豚カツと鯖の味りん焼です。鯖の骨が無くて美味しかったです。


 30分仮眠して午後の作業です。


 3階の休憩室兼食堂でチラシ折りでした。14時少し前に作業が終了しました。


 今日の報酬は平常作業なので2,100円です。


 あと3日頑張ればお盆休みです。無駄遣いしない様にしましょう。


♦♦♦♦


 心の火を灯す。


 僕は今、このお話を描くのを中断して、職員のリーダーが書いてくれた新作の原本を見ていました。


 とても素敵です!


 真剣に向き合うとはこの事を指すのでしょう。真剣に読んで、真剣に答えてくれています。


 僕は心の火を灯します。


 絶対に良い作品に仕上げなければ。僕のモヤモヤしたのが晴れた気分です。お盆休みは新作作りに決定です。


 職員のリーダーのアドバイスは、ほとんどが僕への問いかけなのです。こうだと決めつけた言葉がありません。初めてです。こんなに親身になり対応してもらったのは。


 書きながらまた泣きそうです。


 このアドバイスは作品に厚みを加えるでしょう。


 青嵐さん、僕は休肝日を増やします。青嵐さんの楽しいクロコウの連載が再開されるまでには形にしたいです。


 一緒に頑張ってもらえますか。


 そろそろお別れです。今日もただただ感謝です。


 どうか明日もあなたの笑顔が見れますように……


 行ってらっしゃい♡

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る