第24話 唯一親交のある先輩
お帰りなさい♡
今日も目移りしてしまう程、沢山の作品のある中、来てくれた事に感謝します。
昨日も沢山の♡の応援、コメントを頂きました。とても嬉しかったです。
僕の日常はとても平凡で、あなたに聞いてもらえる価値があるのだろうかと気にかけています。
それでも心を込め描いていきたいと思います。
それでは今日も【生きてる証しが欲しいから】始めましょう。
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今日の登場人物は幸田さん(仮名)56歳です。バツイチで今の奥さんとの間に1人子供がいます。
32年前に実業団バスケの東新電気(仮名)で知り合いました。一緒にプレーして川崎市民大会で優勝したのは良い思い出です。
会社を経営していて2代目として頑張っています。
若い頃は同じ経営者側という事もあり話が合いました。家が近いので週末になると地元で飲みました。
2人とも酒が強く、日本酒だと1升、赤ワインだと4本空けました。
僕が初めて精神病院に入院した時も励ましてもらいました。幸田さんの妹も統合失調症でした。精神障害者にとても理解があります。
3年前に脳梗塞で倒れ、後遺症が少し残り話をするのが不便になりました。そんな時でも僕に気をつかってくれ、毎月1度はお昼ご飯をご馳走してくれます。
友達のいない僕にとって、幸田さんとの食事会は唯一の楽しみであります。
今日も、ご馳走してくれました。お金の無い僕にはとても有難い事なのです。幸田さんに誘われなければ、僕は今日も1日家に引きこもっていたでしょう。
僕には悪い、飲む、打つ、買うの友達が多いので生真面目な幸田さんは珍しいのです。
僕が最後に精神病院に入院した時に、兄に携帯を取り上げられ機種変更した時に100件以上あった僕の悪友のデーターは全て消去されそうになり、全部消すのは可哀想だと言われ、唯一残されたのが幸田さんでした。
たまに悪友と街で会いますが、精神障害者のお金の無い作業所通いの僕に声をかけて来る奴はいません。
寂しいですが現実を受け止めるしかありません。
幸田さんに3月になったら川崎に飲みに行こうと誘われました。
今から楽しみにしています。
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生きるってなんだろう。
昨日の土曜日は1日家に引きこもりカクヨムを読んだり、書いたりしていました。
PVがかなり減りましたね。そのうち飽きられ、誰も訪ねて来なくなるのかなと考えるとそれが恐怖になります。
笑われるかもしれませんが1話描くのに2時間はかかります。この2時間、僕にとって至福の時なのです。
想いを伝えるあなたがいるから出来ているのです。
この物語はストーリーが決まっていません。1話完結と言っても良いでしょう。その日にあった出来事をそのまま真っすぐ描いていますので。
書き終えた時の恐怖といったら大変なのです。誰も来てくれないんじゃないかって。
しかしあなたは今日も逢いに来てくれました。心が温かくなりもう1日頑張ろうと思える瞬間です。
心を込め、もう少し明るい話題が出来ますように・・・
明日も逢いに来てくださいね♡
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