第23話 こだわらない事にこだわる

 お帰りなさい♡


 疲れたでしょう。まずは暖かいコーヒーでも入れて一息つきましょう。


 いつもシーンとした部屋で物語を描いているので、たまには音楽をかけながら話を進めていきましょう。曲はあなたの大好きなあの歌が良いですね。


 今日もあなたが来てくれるかドキドキしながら待っていたんです。

そしてあなたは来てくれました。ありがとう。


 それでは【生きてる証しが欲しいから】聴いて下さい。




****




 今日のタイトル「こだわらない事にこだわる」は僕が20代の時に考えた言葉です。毎日が辛くて苦しくて、死ねば楽になれるのに、と考えながら日々過ごしていました。


 高校時代、僕はバスケットボール部だったのですが、このチーム弱くて。練習試合で川崎で1番弱いと言われていた高校に負けた時には「解散か?」と思いました。


 高校から帰ると店を1人で夜中の12時まで土、日、祝、休み無く仕事していました。


 振り返ると異常でしたね。興味があれば【人間のカケラ】を読んで頂けると嬉しいです。そして☆レビューでコメント書いて頂ければ天に昇ります。


 とにかく普通じゃ無いと言う事は子供ながらに感じていました。


 ○○でなければ駄目だ!とか、こうあらねばならない、とかのこだわりは僕の親父には通用しませんでした。


 お店をやっていると「○○にこだわりを持ってやっています」ってかっこ良いじゃないですか。


 親父にはそんなモノ無いですから。


 毎日の暮らしの中で僕の精神状態が悪くなるのが分かるんです。


 そこで辿り着いたのが「こだわらない」でした。そう思わないと生きていけませんでした。


 その後も試練が続きます。


 会社を兄の右腕として長い間やりましたが人間関係が酷くて。社内の不倫、

横領、派閥、様々な試練を味わいました。


 そして僕は「こだわる」事にしたのです。こだわらない事に。


 この言葉に何度も救われました。こだわらなくて良いんだと。


 僕は今、タンポポにお世話になり生かされていますが苦しくなると自分に言い聞かせます。


 「こだわらない事にこだわれ」と。




****




 今日もお疲れのところ、逢いに来てくれて嬉しいです。


 ここのお話しは毎回、心を込め命を削る思いで描いています。昨日も応援コメントを頂き、僕の想いがあなたにちゃんと届いているのだなと実感できました。

 

 生きている奇跡を感じます。


 明日も逢いに来てくださいね♡

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