鎖
今日だけ僕を殺してよ
そんな願いなんて叶うはずもなく
時間は残酷に僕を動かす
今日だけは生きるのが嫌なんだ
無残に叫んだ 哀れに叫んだ
どこにも届きやしないのに
ただ ただ 胸が苦しいだけだ
頭痛がする 涙が流れる
時が解決してくれる、なんて
他人が笑って励ましてくれても
きっと僕は囚われる
僕の中に留まってしまった
消えることの無い痛みが
きっと、ずっと僕を苦しませるから
どれだけ無様に手を伸ばしても
どれだけ足掻いて苦しんでも
きっと消えることがない
思い出となった君も
痛みとなって残った言葉も
どれだけ僕が拒もうが
きっと僕の目の前に現れ続ける
恐怖となってまだ現れるなら
僕を消してくれたらよかったのに、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます