君には譲れないものがあった

あたし以上であたしじゃ勝てない

君の一番になりたかった、なんて我侭言わないから

一瞬で良いからあたしのこと考えて

苦しくて悔しくて

どう足掻いてもあたしは負けて

なんて惨めなの　あたしはもう限界？

最後の一撃　心は砕け散った

どれだけ優しい言葉を囁かれても

どれだけ行動で示されても

あたしよりあっちを選ぶのでしょう？

君の事何も知らなかったことに気づいたの

あたしだけ知らない　何も知らない

本当は知りたいのに、なんて想いだけが溢れていく

それでも教えてくれないなんて

それでも知ることが出来ないなんて

辛くて惨めで

足掻くのをやめて塞ぎ込む

なんて無様なの感情が破裂しそう

何気ない一撃心は砕け散る

どれだけ手を伸ばしても触れられない

どれだけ行動で示しても

あたしからどんどん遠ざかるばかりでしょう？

君には譲れないものがあった

到底敵わない　黒い感情があたしを渦巻く

あたしは一番になれやしない、なんて笑って

あたしは知ることができない、なんて笑って

そっと心を閉ざすの

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