Baked Apple
蠍鳥丸
焼き林檎
「林檎貰ってきたよー」
「パートお疲れ。どうしたのさそれ」
「もう腐っちゃったって」
「あるある。でも普通棄てるだろ」
「今日は無理言っちゃって」
「おいおい。食べられなかったらどうするんだよ」
「腐ってる所は切るし、焼くから」
「そういう生で食べる種類じゃなくて、アップルパイとかに使う種類が良いんだけどな。ちょっと酸っぱいやつ」
「へー」
「・・・細かく切ったのはいいけど、皮も取った方があったまりやすいよね」
「曲がってるから切りにくい・・・」
「後は焼くだけ。バター・・・無い。サラダ油でいいか」
「あ、普通に美味しい」
「どう?」
「甘い」
(次は柿を焼いてみよう)
Baked Apple 蠍鳥丸 @sasorimaru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
I promise you./蠍鳥丸
★3 二次創作:アナザーエデン … 連載中 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます