カクヨムを三倍楽しむ方法
ながやん
STEP.01 ネット小説って、何?
そもそも、
多分、ズバリ『インターネット環境で公開されている小説作品』でいい
でも、具体的にはどういう小説を言うのでしょうか? 異世界転生を書いておけばOK? 今日はそんな、web小説の意外と知らない話をアレコレ少し。
まず、もはや当たり前になったインターネットという社会、システムについて少しお話しましょう。インターネットはズバリ、ほぼリアルタイムで多くの情報を共有する仕組みです。インターネットがあれば、調べ物もはかどり、同じ趣味の仲間も見付けられる。自分の情報を発信し、相手の情報を受信する。それも、ローコストで。今後の法整備や環境の改善で『ネットならタダが当たり前!』という価値観は駆逐されていくでしょう。それは当然ですが、同時にネット社会は共有が大きなキーワードなのです。
かつて、メディアがテレビやラジオ、新聞や雑誌に限られていた時代。多くの人間がニュースをそうした
しかし、今はかなり状況が変わってきました。
そう、インターネットによる高度なネット社会、そしてSNSの存在です。
今までニュースは、それが正当な真実であることを前提に、メディア側からのみ発信されてきました。しかし、今はネット社会に参加する大勢の人がニュースを発信できます。その中で
まあ、だからネット社会をメディアは危険視する傾向があるんだけどネ。
ひるがえって、カクヨムもまたネット社会の中に存在します。
つまり、カクヨムでも発信と受信が大事だということですね。
当然、発信は自らの作品を公開することでしょう。しかし、皆様の中に『作品を書いて公開するだけで満足!』という方は……意外と少数派じゃないでしょうか。
やはり、読まれたい。
そして、★が欲しい。
ランキングにだって興味がある。
コンテストとなれば
当然です、極めて正常です。
では、どうすればこうした欲求が満たされるのでしょうか。
そこで大事なのが……『発信』です。
そう、web小説は『いい作品を書く』だけでは、★もPVも稼げません。勿論、良質な文章を追求すること、これはどのジャンルでも同じです。ただ、先程も伸べたようにカクヨムもまた、ネット社会
そこで、まずは『発信』について語りましょう。
対となる『受信』についても、今後時間がある時にでも。
まずは、作品を書く。
なるべく面白く、読み易い小説を書くとしましょう。
そして、その作品ができあがった時……まだあなたの『発信』は終わっていません。終わらせても大丈夫ですが、★やPVを望むならば不十分かもしれません。
そう、大事なのは『執筆』と同時に『宣伝』することです。SNSを通じて、自分が作品を見て欲しい
これはルールではなく、マナーです。ルールは皆で共有するもの、ルールを守る人はルールに守られます。しかし、マナーは少し違います……マナーは、自分にだけ問い続けるもの、自分を
もしよければ、少し考えてみてください。
1.宣伝する時は、特定の個人を名指ししない
時々『◯◯さん、読んでください!』と
理由は簡単で、コミュニケーションの『
大事なのは『読まされた』と思わせる行為は、これを
自発的な読書でなければ、人は意外と楽しめないものです。
それに、書いては読め読めと迫ってくる、これは結構しんどいですからね。
2.SNSでの宣伝時、コピペの使い回しを避ける
時々見かけるんですが、一日に何回も『全く同じ内容の宣伝』をSNSに投稿している方を見かけます。実はこれ、何の宣伝効果も期待できません。そればかりか、悪い印象しか与えないでしょう。気をつけたほうがいいかもしれませんね。
毎回同じ宣伝文句、これは発信する側は凄い楽です。
しかし『
宣伝はその
宣伝自体が『作品の入口となる作品』だと思ってみてはどうでしょうか? そう考えると、絶対に面白い宣伝文句の方がいいし、それが毎回変われば……前回は目も止めなかった方が、興味を持ってくれるかもしれません。
3.過度に宣伝し過ぎない
SNSとは、ソーシャルネットワークサービス……俗に言う、
これ、実は自分が好きな相手も、こっちをそう思ってくれてることがあります。
いわゆる、相互に関係し合う状態ですね。
この時、あなたの投稿は親しい人、好ましいと思ってる人の目に常に触れる訳です。あなたの発信を受信したいから、その方はあなたをSNSの中に招き入れてくれてます。そして、それが大きくなれば一種の社交の場、排他性と言いながらも公共の場としての側面も持ってくるでしょう。
そういう時、行き交う情報の中に自分の宣伝を過度に沢山流してはいけません。
人間は個体差あれど、一人が処理できる情報量が限られています。そして、その中で好きなことや楽しいことだけを受信したいからこそ、SNSでそうでないものを取り除いているのです。
そこに、何度も何度も繰り返し、しつこく宣伝が流れてきたらどうでしょうか? いい印象は持たれないと思います。なので、自分なりに節度を持って、あまりしつこくない
web小説は、一般的な書店で売られている小説とは何もかもが違います。それはジャンルや作風ではなく、それを取り巻く環境が違うということです。それを知れば、きっと今よりうんと楽しくなりますヨ! それでは次回は、発信の具体例……宣伝の内容に踏み込んでみたいと思います。お楽しみに!
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