第15話 剣術は無理
エルサたちは冒険者になるための勉強としてAランク冒険者で護衛隊長として雇われたヤハに剣術?を教わっていた…
ヤハ「俺は見ての通り大剣だからお嬢様がたが使うような剣術は教えられません、その代わり大剣の弱点や今まで戦ってきた相手の剣技などをおしえます。」
アーネ「よろしくお願いしますわ。」
ヒシン「…」
エルサ「…コクッ」
ヤハ「じゃあ、まず武器は相手をどうするものだ?」
アーネ「倒すものでは?」
ヒシン「殺すものだろう。」
エルサ「・・・。」
ヤハ「…んー、まあ、あってんだが少し違うな。」
アーネ「何が違うのですの?」
ヤハ「例えばだ、この剣は戦うときどう戦った方がいい?」
ヤハはそう言いながら自分の大剣を指差した
アーネ「重いから確実に当てていく感じと思います。」
ヒシン「叩っ切る。」
ヤハ「どっちもあっていて少し違うな。簡単に言うと相手、戦う場、自分の体力、相手の力量その他にもあるとは思うが、その場その場で戦いかたが変わっていく。つまり、武器は相手に的確にダメージを与えられるように考えて倒すものだ。殺すのは魔物や盗賊だけだぞ?間違ってもそこらの人間を殺すなよ。」
エルサ「…問題が理不尽。」
アーネ「…ですわね。まあ、わかりましたけど。」
ヤハ「教えるのは苦手なんですよ俺。とにかく…」
そんな感じで教わっていき1週間……
~ハイス領近くの森~
アーネ「たぁっ」
「…フッ」
アーネ「くっ…このっ!当たれっ!」
「ここですよ」
その声と同時にアーネは足に痛みを感じそのまま倒れた
「攻撃に意識を全て向けては行けませんと言ったはずですよ」
アーネ「はい、すみません。」
「まあでも、攻撃のきれや鋭さは良かったですよ」
アーネ「ありがとうございます。」
「さて、では…」
ヒシン「俺だな。」
「貴方には必要のないことだと思うのですが。」
ヒシン「いいじゃねえか、模擬戦だ模擬戦。」
「わかりました。お手柔らかにお願いします。」
ヒシン「よっしゃいくぜぇ!」
エルサはもちろん…
エルサ「……すぅ…」
寝てた
そんな感じで半年がたった
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