第5話存在感
それはものが違った彼女は世界、次元が違った
そこにいるだけで何かが違うと皆が思った
そのなかでも上位で通ってきたものの中の一人が思った…「本当に人間なのか」と
エルサ「アーネ、皆どうしたの?」
アーネはわかっていたなぜこうなっているのかが
この前とはオーラが違った纏っているオーラが神々しかった。アーネはエルサに声をかけられて戸惑った
アーネ「あ、あぁ。み、皆さんあな、たが、美しかったから、み、見てしまったのよ。」
アーネは戸惑うというより畏れおおかった
女神様のような彼女に話をしていいのかと
エルサ「あら、そう」
エルサは平然として…小さく「コマンド」と言った
その後緊張感の解けたクラスに冒険者兼教師が来てから順番に自己紹介を始めた
エルサ「エルサです、特技はありません。得意な魔法もありません。…以上です。」
ゼイ「そうですか、まぁいいでしょう。次。」
教師のゼイはそれだけ言ったそしてアーネはと言うと
アーネ「私はアーネ・ハイスですわ。得意な魔法は風、体力もある方ですわ。」
「おぉっ」とクラスの皆が言った(エルサは言ってない)
ちなみに学校内のエルサの評価は平凡だ
何せエルサは調整スキルで普通の魔法使いの子供の6分の5に能力を調整している。まぁそうでもしないと間違いなく国から追われる。(そして、国が消える)
一通り終わってからゼイが
ゼイ「それじゃあ今日はすることないから、帰っていいぞ。まだ皆と喋りたいなら残っててもいいし、帰りたいなら帰っていい。じゃあな皆、また明日」
そう言ってゼイは教室を出た
それからは皆好きにした早速仲良くなったグループは仲良く遊びに出たり教室で喋ったりと、帰りたいのはすぐ帰った。エルサとアーネもだ
部屋に戻るとき
アーネ「最初のあれは何でしたの?」
エルサ「なんのこと?」
アーネ「あなたと初めて会ったときはあんなことはなかったですわ、何をしたのです」
エルサ「えーと…」『神様~特性って皆持ってるの?』
???『持ってる人は持ってるわよ~あ、あと持ってる人は自分の特性を認識できるからね』
神様嬉しそうだった
エルサ「特性はわかるかな?」
アーネ「特性とはなんですの?」
エルサ「アーネは持ってないみたいだね。えーと持ってる人は持ってるんだけど、特性っていうその人特有のものがあるの、それが勝手に発動しちゃってただけ」
エルサは8歳なのに言葉が大人びていて不自然だったそれをアーネは気にしなかった
アーネ「私も欲しいですわ。あるのかしら」
エルサ「それはわからないわ。自分がわかるだけでほかの人に聞いてもわからないわ」
アーネ「確認方法でもあればいいのに。」
エルサ「…コマンド…」
アーネ「え?」
エルサ「いえ、何でもないわ。自分で分からないと確認方法もないから。いつか出るまで待つしかないと思うわ」
アーネ「欲しいですけど分からないんじゃあ仕方ないですわ……ねぇ、あなたこの国を出たくはありませんか」
エルサ「…え?」
アーネ「一緒に冒険者になって国を出て別の国で冒険者をしましょう?」
エルサ「この国を出て冒険者をやるのは私も思ってましたが、さすがに貴族のあなたが国を出る、しかも冒険者になるなんて無理では?」
アーネ「できますわ。私は自分で望んでここに来たのですからそれに、父上と母上にはもう言って許可をもらいましたから。さぁ、どうでしょう。」
エルサ「ええ、ぜひ学校を卒業したら一緒になりましょう」
アーネ「よろしくですわ」
そして、部屋に戻った
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