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「無理。お断り」

「ど、どうしてだ。そんなに俺の顔が嫌なのか?」

「顔は別に嫌じゃない」

「じゃあ性格か?」

「性格も嫌いじゃない」

「じゃあなんで……」

「つまり、こういうこと」


 彼女は何処か遠い目をして、語り始める。


「サィトウは以前、教室でこんなこと言ってた。『ベルキューブの牛の顔って、なんかイラつく顔してるな』『マロニーちゃんって、一見かわいいけど、目、笑ってないよな』『夜、暗い台所でシュガーカットの顔見たら、絶対怖いよな』そんなことを言ってた。だから、付き合わない」

「……?」


 ?????


- BAD END -

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