ありのままの君を…。

ノン❄

プロローグ


木々の葉が色づき始めた秋の日



私の縮こまった心をそっと温めてくれるような彼と出会った




友達


いらない

めんどくさいだけ



恋人


信じられない

愛なんて言葉よく口に出来るよ




毎日、働いてきっちりとお給料をもらえて、普通の暮らしが出来ればそれでいい


それ以上は何もいらない




あの頃…

青空も

夕焼けも

花も緑も

モノクロに見えてた



あなたと出会って

見るものすべてに色を持ち始めたんだ

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