1.森林

 もっとも自然豊かな土地で、恵みも多いフィールドです。ここに住む人々は、厳しい環境を生き抜く側からすれば暖衣飽食の生活を送っているとも言えます。

 と言っても、危険がないわけではありません。自然が豊かということは、害虫や害獣もうようよしているということです。彼らは身近にある木や石などを手に取り、自分の安全を確保するでしょう。


 冬は食料が不足しがちなので、干し肉や燻製肉、木の実を貯蓄しているのが一般的です。生産経済でなければ飢饉もないので、そう考えると食料面の心配は貯蓄だけということになります。夏の間にどれだけの保存食を生産しておくか、文明が発達する前にはそれが問題となります。

 なお、文明発達後は、木炭や木材の需要が高まると共に森林は徐々に減少していく傾向にあります。


 ファンタジーの観点から見れば、精霊を棲まわせるのが最も容易い環境でもあります。ただしこの場合、精霊が自然と密接な関係にあるという設定がないといけません。



まとめ:「森林」の住民は豊かな自然に恵まれる反面、それに比例して生物関係の危険も増す。そしてもう一つの危険は冬の食料不足である。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る