第23話一撃必殺!
俺は、ルーンの姿を見て驚いた。背中から刺さった矢が、腹から突き抜け血が伝って垂れていた。
「ルーン! 早く..ストラさん早く回復を‼︎ディアフルは、矢が放たれた方向に、遠距離魔法を!」
「はい」
「了解です!」
ストラさんの回復魔法によって、ルーンの腹に刺さった矢が、無くなり次第に修復されている。
ディアフルが撃った魔法は、ボスに命中しボスが、落ちてきた。
「ルーン大丈夫か?」
「HP的には、回復したけど、まだ動けそうに無い。」
「分かった。 ストラさんは、ルーンを集中回復。ディアフルは、俺とボスに近距離。ココは、遠距離魔法で援護を。」
「はい!」
3人の声が、揃ったのと同時に、ボスが、攻撃を仕掛けてきた。
[クロスカウンター]
と表示が出て二本の矢が飛んできた。
その二本の矢が、俺の頭上でクロスし大爆発を起こした。
「うわっ」
俺は、爆風で飛ばされ木に打ちつけられた。HPが、ごっそり無くなり視界がボヤボヤして倒れそうになったのをディアフルが支えてくれた。
「大丈夫ですか天さん⁈無理しないでください。」
「よくも..よくも天にぃを...[デビルボルテックス]」
ボスに、直撃した瞬間 爆発音と、黒い煙が起こり、煙が晴れた頃には、ボスのHPが吹っ飛んでいた。
「天にぃ大丈夫?」
と言い終わると魔力を消費しすぎて倒れた。
[チェックボム]
「まだ、倒しきれてなかったですよ。」
「ルーン!ありがとな..大丈夫なのか?」
「大丈夫ですよ。ストラさんの回復魔法は、最強ですから。....今ので、[クロスカウンター]が貰えました。僕が、もらってもいいですか?」
「もちろん。ボスを倒したのは、ルーンなんだから」
ルーンがクロスカウンターを手に入れ、討伐報酬でお金も沢山手に入った。
〈家〉
家に着くと、みんな自分の部屋に帰りベットで寝ていた。
「ココありがとな。お前のお陰で助かったよ。」
「うん!天にぃの為だったら頑張れるよ‼︎」
「なんか、お願い聞いてあげる!命の恩人には、感謝しないとな。なんか、あるか?」
その問いに、満面の笑みで言った。
「お風呂!」
「そんなんで、いいのか?高い物でも、いいんだぞ?」
風呂か...金は、かからんがディアフルにまた変な目で見られそうだなwまあ、いいんだけど...
そういう事で、今お風呂ですw
ココは、全く何も隠さず、ニコニコしながら体を洗われている。
「天にぃ洗うの上手!」
なんて、言われながら洗っていて気づいた。
(あれ?胸...膨らんでね?そんな..そんなこと、こんな短時間で?なんかの気のせいだよな?そ..そうだよな?)
「天にぃくすぐったいよ〜」
ずっと胸を触っていたみたいだ。「このことを話されたらヤバイ!」と感じた俺は、とっさにココに言った。
「また、俺とお風呂入りたかったら、みんなには、今日、一緒に入ったこと内緒だぞ」
と言った。少し、首を傾げたが「うん」と言ってくれたので内心無茶苦茶良かったw
もし、こんなことが、バレたら俺は、終わりだww
ブラ買い換えてあげなきゃな...
次回
武器屋
初期装備が神だった件 天 @yuto05
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