第13話水の迷宮

今日は2つ目の迷宮の水の迷宮に行く日だ!俺は、昨日ストラさんと寝たがディアフルにバレて何か言われたら嫌なのでこっそり戻ってきた。

「おはよ」

「おはようです!今日は頑張りましょうね!」

バレてないみたいだ多分ん大丈夫だろう。ご飯を食べる時ストラさんもいたが少し気まずくなったが今日は迷宮に行く日なのでテンションは、少しあげとかないとパーティー連携が難しいと思い話題を振った

「ストラさんってアートありますっけ?」

「はいパーティーで役立つものもありますよ」

「ディアフルはなんかあるか?」

「私はやっぱり攻撃のアートしかないです」

あっそういえばルーンどうなったんだろ?まあ来てくれなくてもいいけど、、、多分来るなあいつならw

「みんな用意できたか?行くぞ水の迷宮え‼︎」



迷宮の前にやってきた俺たちは、ガチガチの装備に身を包んだチビに出くわした。なんか強そうな弓持ってるすごいな!ぐらいで通り過ぎようとするとそいつにいきなり声をかけられた。

「遅かったな。待ちくたびれた!」

「すいませんがどちらさまですか?」

「僕だよ僕‼︎」

えっゲームの世界でも詐欺ってあるの⁈これは僕僕詐欺だな‼︎なんて思っていたらストラさんが言った

「もしかしてルーくん?」

えっぇー!まじで強そうなんだけど、、、装備カッコイイし。羨ましい!

ここは自然に行こう

「あのチビか来たんだなw」

「当たり前だ!ストラさんを渡さないためにもお前に好き勝手はさせないからな!」

こいつライバルかも知れないな、、、装備のカッコよさで劣るなら全力で戦ってカッコって言わせてみせる‼︎


迷宮に入ってまず見たのは見たこともない敵だった。でも、俺は突き進んでいく弓がいつもいい所にいくからやりやすかった。今考えればルーンがいなかったらヤバかったかも知れないな。


そんなこんなで中ボスの扉が見えて来た。

「準備はいいか?開けるぞ」

今回の中ボスは巨大なスライムだった。とりあえず攻撃したものの全く刀が通らない。

「なんでだ!」

「天くん!スライムに刀は効きません下がってください。ルーくんいきますよ私少しぐらいなら魔法攻撃も出来ますから。ディアフルちゃんはレイピアの爆破がついたアートを使ってボスを引き寄せて!その間にルーくんと私で叩くから。」

「はい!」

ディアフルとルーンは元気よく頷いた。でも俺は何も出来ることがない何もせずにこのまま終わるのわ嫌だ!そう思ったがやはり見ている事しか出来なかった。


自分の弱さがわかったきがした。武器に頼り過ぎてたストラさんにカッコいい所を見せたかったのもあるがルーンやディアフル ストラさんに頼り切ったこの戦いは屈辱的だった、、、

次は絶対に俺の力で倒す!




次回

水のボス[キングフィッシュ]


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る