Horizon
なんとなく見上げていた
あの地平線は
境界線だと諦めていた
ボクには行けない場所があってね
どうにもならない場所があって
線を引かれた
線で挽かれた
この狭い場所を
広いと思いながら
ホライズンの向こう側は
ポイズン、なんて有害な
か弱い僕らが行こうとしても
先はない、命の灯火を消すだけなんて
誰が決めたのよ?
線が引かれたなら
線の向こう側に惹かれたのなら
その線を上書きしてしまってさ
言葉にならない
未来計画なら
言葉にしてさ
音に乗せてさ
飛び上がる
それだけじゃない?
オトナは言うんだ
オトナな顔でさ
「苦労を知らない子たちが、
冒険に出られるわけないじゃない」
冒険に出す勇気がない
オトナがよく言うよって
言葉にならない
未来計画なら
言葉にしてさ
音に乗せてさ
飛び上がる
それだけじゃない?
言葉にして
音に乗せて
羽根を広げて
境界線を越えて
勇気の枯れたオトナの声に
惑わされなくても
君は飛べる
飛べる
境界線の向こう側
辛くて苦しくて
時に赤い涙を流しても
手をのばすことの意味を語れるのは
君だけでしょう?
言葉にならない
未来計画なら
言葉にしてさ
音に乗せてさ
飛び上がる
それだけじゃない?
君は飛べる
飛べる
言葉にしたら
背中に羽根
羽ばたく、ジタバタと
足掻くは旅立ちの始まり
君は飛べる
とべるのよ
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