君の炎


君の胸には優しい炎が灯っていて

ちょっとや、そっとの風じゃ吹き消せない

その火を、継ぎ足して

次から次へと

点火する方法はただ一つ

君の飾らない言葉

ただ、それだけだよね?


条件は揃っていてね

酸素も点火する一時的な温度も

乾ききった世界も

実はそんなことどうでもよくてさ

真空世界で、冷たく光る星の瞬きすら

魔法のように灯すんだ


恒星の光すら飲み込んでね


君の言葉から始まって

勇気になったり

酸素になったり

時に、誰かは涙を流す要素になっても

偽善じゃない言葉で

真っ正面からの言葉で

飾らない言葉だから

響くんだ


言葉が

溢れて

そして、飲み込んで

傷つけ合って

嫌悪して

吐き出して

受け止めて

後悔しながら

それでも、言葉を剥き出しにしてさ

妥協できないし

今日しか言えない言葉が

今あることを知っているから


君の胸には炎が灯っていて

その火を、継ぎ足して

次から次へと

点火する方法はただ一つ

君の飾らない言葉

ただ、それだけだよね?


真っ正面からの言葉で

飾らない言葉だから

響くんだ


君の胸には優しい炎が灯っていて

ちょっとや、そっとの風じゃ吹き消せない

その火を、継ぎ足して

次から次へと

点火する方法はただ一つ

君の飾らない言葉

ただ、それだけだよね?


君の飾らない言葉

ただ、それだけだよね?

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