第10話 社長解任危機!?

あの一件の騒動が収まり、通常業務を再開したものの騒動による影響からか、業績が騒動を皮切りに低下。

赤字とまでは行かなかったものの社長就任して以降続いていた目標に初めて及ばなかった。


「遂に、記録が止まってしまった…。」

一言呟いて、自分の席に着いた。

「社長、随分憔悴してる感じだ。あそこまで落胆してる社長は初めてだよ。相当、ショックだったんだろうな…。」

社員からは社長を心配する声も出たが、社長曰く「業績目標を下回ったのは社長である自分の責任。信頼の回復と業績目標を再び上回れるように努力する。」と語っている。


数日後、会社の会長(前・社長)が本社を訪れて「濱岡くん、今月末までに月の目標額に到達しなければ社長である君には何らかの責任を取ってもらう。」

解任を示唆するような言葉を社長に投げかけ、社長はそれに従うように頷いた。


果たして、社長は目標額に達し解任を免れるか、それとも解任か?

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