横顔ストリート

竜田 ベンゼン

一話

ぼくは 静かでシャイな男子高校生。

名前は 花原 優(はなはら ゆう)

女の子を好きなったことはあるが

告白する勇気がなく

付き合うというところまで

至ったことは一度もない。

ぼくは 共学の高校に通っている。

なぜなら 親が

ぼくはあまりにシャイだから

男子校にしてしまうと

女子との関わり方が 

下手になってしまうという理由から

共学の高校にいくことになった。

まぁ ぼくも

それで良かったと思っている。

ぼくは クラスに一人だけ

仲の良い男子がいる。

名前は 新井田 誠 (にいだ まこと)

ぼくは 基本的に 

新井田くんと休み時間は話している。

話題は音楽についてとかだ。

新井田くんは弁当を毎日持ってきているが

ぼくは 基本的に

購買で買って食べている。

そのため 昼休みになると

購買まで行って 弁当を買う。

そのとき 新井田くんは 教室だ。


ある日の事である。

ぼくは 購買に向かうため廊下を歩いていた時のことだ。

まぁ 学生なら わかると思うが

特に理由はないが 

他クラスのドアが開いていたので

少し クラスのなかを覗いた。

まぁ わざわざ止まったりはしていない。

歩きながらだ。

そのとき ぼくは

ある女の子が見えた。

長い髪で窓際の席で 

一人で弁当を食べていた。

その子は 一人であることに対して

マイナスのイメージを

持っていないかのように

堂々とした感じでいた。

このとき ぼくは

彼女のオーラに魅力を感じた。

恋愛感情なのか それとも

憧れなのか…

次の日からも 

その子がいるクラスを

覗いてみた。

いつ 覗いても

彼女のオーラは変わらなかった。

ぼくは 彼女と同じクラスに

中学校が同じであった子

(有間 次郎(あるま じろう))が

いるので

彼女の名前を教えてもらった。

名前は 月島 水無子

(つきしま みなこ)だ。

噂によると 彼女は 高校に

中学校が同じだった人が

一人もいないらしい。

また 勉強は とてもできるらしい。

性格は 優しいみたいだ。

しかし 基本的に彼女の方から

話しかけてくるということは

あまりないらしい。

誰かが話しかけたら 

返事をするくらいらしい。

ぼくは 彼女と話をするために

放課後 彼女のクラスの前にいき

彼女を待っていた。

学活が終わり

彼女が出てきた。

ぼくは 声をかけようとしたが

緊張してできなかった。

まぁ 急に知らない人から

声をかけられても

彼女も困るだろうし

今回は なんだかんだ

声をかけなくて

良かっただろう。


ぼくは 一人で家に帰った

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