メモリープレイス
君と歩いた並木道
今日もまた思い出しているよ
上ばかり見上げて歩いてたら
つまずいたことも
転んで泣いてる僕に
君は言ったね
『上ばかり見てちゃダメなんだ』って
俯きながら泣いて
涙をこぼす
上を向いて笑った
天に届くように
時には前を向いて歩いたんだ
君が見えるかもしれないからさ
見え隠れする君との思い出の記憶
はっきりしないこともあるからさ
だからこうやって巡るんだ
思い出の場所
君と僕とのメモリープレイスを
君と見上げたあの空を
今日もまた見上げているんだ
君と数えた雲の数も
今日は歪んでよく見えないや
隣で寝転んだ僕に
君は言ったね
『ずっと隣にはいられない』って
冗談だって聞きたかった
夢なんだって思いたかった
時にはまたここに来るよ
君の笑い声が
聞こえるかもしれないから
見え隠れする君の姿を
忘れたくない
忘れたくないから
だから今日も来たよ
久しぶりだね
君が安らかに眠る場所へ
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