マヤ・ファンタジー 四の巻
三坂淳一
マヤ・ファンタジー 四の巻
四の巻
夜になった。
マヤ語で、サク・ベフ(白い道)という名前で呼ばれている天の川が空いっぱいに広がっていた。
静かな夜だった。
時折、密林の奥から聞こえてくる鳥の鳴き声の他は物音一つ無く、不気味な沈黙が洞窟の周囲を支配していた。
今夜か明日の夜あたりでメシーカの奇襲があるはずだと呪術師スキアは言っていた。
洞窟の奥の窪まったところでホルカッブは十人の戦士と共にうずくまっていた。
灯りは点けず、空の月のほのかな銀の光が全てであった。
時々、洞窟の外を見やった。外は漆黒の闇に包まれていた。
ホルカッブは気付いた。いつの間にか、鳥が鳴きやんでいた。
それまで、やや定期的に鳴いていた鳥が鳴くことを止めていた。
ホルカッブは部下の戦士に目で合図をした上で、そろりと洞窟を抜け出した。周囲を注意深く見渡した。
奇襲に備え、戦闘配置に就いている十人の戦士もホルカッブが洞窟から出て来て、周囲に目を凝らすのを見て、更に注意を尖らせた。
少し、右前方の小高い木々の葉が揺れた。
ホルカッブは石を掴み、揺れたあたりを目掛けて投げた。
石は葉を揺らせただけで、何の動きも無かった。
もう一つ、石を掴んだ。少し離れたところに投げた。
何かに当たったような音がした。
ホルカッブは弓を持って近くに居た戦士に目配せをした。その戦士はすばやく矢をつがえ、放った。
ぎゃあ、という悲鳴と共に、矢を胸に受けたメシーカの男が転がり出てきた。
同時に、前方の草叢から十数人のメシーカが歓声と共に躍り出てきた。
ホルカッブたちから槍が投げられ、五、六人のメシーカが倒れた。
後は、敵、味方入り乱れての白兵戦となった。
棍棒同士が打ち合う、鈍く重い音が辺りを支配した。
ホルカッブの活躍は凄まじかった。ホルカッブは両手に棍棒を持ち、相手の盾を打ち破り、鋭い黒曜石の刃先で肉を引き裂いた。正面から打ちかかってくる相手には、左手の棍棒で受け止め、右手の棍棒で相手の肋骨を打ち砕いた。
いずれにしても、奇襲は事前に予測され、準備を整えて待っていた相手には通用せず、暫く闘った後、メシーカは大損害を出して逃げ去った。
ホルカッブは当面のメシーカが逃げ去ったのを確認してから、半数を念のため洞窟守備に残し、半数を率いて他の守備隊の応援に向かった。
ウツコレルはシュタバイと一緒に家に居た。
遠くで、男たちの争う声がした。
その声はだんだんと大きくなってきた。
闘いが始まったことをウツコレルたちは知った。
サーシルエークは家のドアを固く閉じ、イシュタブに娘たちと共に、奥の部屋に籠もるように言った。
マヤの家は正面の入口のところだけが漆喰で塗られていたが、側面と背面は木で囲われているだけで、漆喰は塗られていなかった。ウツコレルは壁の木の隙間から外の様子を見ることが出来た。
暗闇の中で松明の灯りが時々見えた。
松明の灯りは地面に落ち、消されることが多かった。どうも、松明はメシーカが持っているようであった。部落の戦士が松明を持ったメシーカを打ち倒し、松明を消しているようであった。しかし、その内、松明の灯りが増えてきた。メシーカが優勢になったのかしら、とウツコレルはシュタバイと手を取り合って、迫り来る恐怖に震えながら思った。
その内、部落の家が一軒、また一軒と燃え始めた。
メシーカは家に火をつけ始めたらしい。燃えた家から人が出てきて、待ち構えたメシーカによって打ち倒されていた。
いつの間にか、ウツコレルが隙間から見ている目の前に、一人のメシーカが近づいてきた。手に赤々と燃える松明を持っていた。そのメシーカは当然であるかのように、ウツコレルの家に火をつけてきた。ウツコレルはシュタバイと抱き合いながら、恐怖に震えていた。その内、火がウツコレルたちの部屋にもまわり始めてきた。同時に、煙も充満し始めてきた。息苦しく、涙もぼろぼろと出てきた。その内、部屋の壁となっている木が燃えて崩れ落ちた。
ウツコレルたちは崩れ落ちた木を跨いで、家の外に飛び出した。
メシーカが数人近くに立っていた。メシーカは棍棒を振りかぶったが、娘たちと判って、棍棒を下げた。
にやにや笑いをしながら、シュタバイとウツコレルの腕を掴んだ。
そして、凄い力で軽々とウツコレルたちを抱えて走った。
部落の戦士はよく闘い、メシーカを撃退し、部落の損害を最小限にくい止めた。
ホルカッブは燃えている家の一軒がサーシルエークの家と知って、大急ぎで駆けつけた。
サーシルエークとイシュタブが茫然と立ち尽くしていた。
シュタバイとウツコレルが二人とも、メシーカにさらわれたことを知った。
ホルカッブは狂ったように、撤退したメシーカ族の後を追って走った。途中、逃げ遅れたメシーカを三人ほど打ち倒したが、本隊に追いつくことは出来なかった。それでも、メシーカ族が駐屯しているという方角に向かって、歩を進めた。
夜が明けた。
大木の木陰に、十人ばかりのメシーカが車座になって座っていた。
その輪の中央に、女が五人ばかり、手を縛られて座っていた。昨夜、部落からさらわれてきた娘たちだった。皆、恐怖に怯えた顔をしていた。
メシーカの戦士も昨夜は、部落の奇襲に失敗し、それから歩きづくめであったと見えて、皆疲れきった顔をしていた。部落から略奪してきた食料を分けて食べたばかりだった。
「少し、休んだら、また歩くぞ。午前中には駐屯地に着かなければならない」
「他の部隊はどうしただろうか?」
「俺たちも半分に減ってしまった。他もそうとうひどい状態かも知れない」
「しかし、昨夜襲った村の連中は強かったな」
「この女たちがせめてもの収穫だ」
「若いし、綺麗だから、隊長も喜ぶぞ」
「今、抱いてみたいものだ」
「馬鹿、言ってんじゃない。ばれたら、打ち首だぞ」
「ちぇっ、仕方がないか」
言葉が違うので、男たちが何を話しているのか分からず、娘たちの反応は無かった。
「ウツコレル、私たちこれからどうなるの?」
「シュタバイ、もしかして、生贄にされてしまうの?」
「卑しい目をして、私たちを見ているわ」
「ああ、怖い。部落の人は助けに来ないの?」
メシーカが何か叫んだ。黙れ、と言っているようにウツコレルたちには思えた。
再び、メシーカの戦士と囚われの娘たちは歩き始めた。
暫く歩いたところで、先頭の男が立ち止まった。何か、指を差していた。
「変な格好の男たちが居るぞ。注意しろ」
「白い服を着て、背の高い男たちだ」
「四人、居る」
メシーカたちは棍棒を持って、身構えた。
「私たちは怪しい者ではない。旅の者である」
と、白い服を着ている一人が言った。
現われた四人は竜王丸たちだった。
竜王丸は、このように話しかけた。
「それがしたちは怪しき者ではござらぬ。旅の者にて候」
その言葉はククルカンが呉れた襟元の自動翻訳器を通して、前述のようにインディオの脳に伝わった。
先頭のインディオが吼えるように叫んだ。
その言葉は竜王丸たちの耳の中に入れてある自動翻訳器を通して、このように伝わった。
「たわけが。信じられるものか。その服は何じゃ」
「これは、山伏行者の服にて候ぞ」
「そのような服はついぞ見たことがないわ。第一、こなたは誰ぞ?」
「それがしは竜王丸と申す者にて候」
「ここに住まいせし者か?」
「さにあらず。この星の反対側に住まいせし者にて候」
「ますます、妙にて候ぞ。おのおの、油断めさるな。討ち取るべし」
「いざ、討ち取るべし」
※ 筆者注記:以下、翻訳器を通した彼我の会話は現代の言葉で記させて戴く。
いきなり、先頭のメシーカが棍棒を振りかざして竜王丸に打ちかかった。竜王丸はひらりとかわして、棍棒を持った右手を手刀で打ち据えた。棍棒を落とし、そのメシーカは後に下がった。それが、戦闘の開始となった。
十数人のメシーカが四人を囲んだ。棍棒を持つ者、槍を投げつけようとする者、すばやく弓に矢をつがえる者など、メシーカたちは闘いに慣れた戦士たちだった。
竜王丸たち四人は固まらずに、ばらばらと密林の木々の間に散らばった。
竜王丸は走りながら叫んだ。
「多勢に無勢である。切り捨てもやむなし。いざ、まいろう」
竜王丸は黄金造りの太刀をすらりと抜いた。太刀の刃は南国の強烈な太陽の光を反射してギラリと輝いた。
竜王丸を目掛けて、槍が投げられた。竜王丸はかわした。槍は竜王丸の背後の樹に刺さった。竜王丸は槍を投げた男に走り寄った。今後は他方から矢が放たれた。太刀で払い除けた。正面の男が棍棒を構えた。竜王丸は構わず、斬り下げた。そのメシーカは頭の頂点から尻まで真っ二つに斬られた。凄い切れ味だった。まるで、西瓜を切るような軽い感触で屈強な男が頭から尻まで真っ二つに斬り下げられた。
この凄まじい光景を見たメシーカたちは顔全体に恐怖の色を浮かべた。
一方、南部義清の刀の切れ味も凄まじく、足元に、完全に胴を切り離されて臓物を溢れさせたメシーカが倒れていた。このような凄まじい切れ味は北畠弥兵衛、西田弥平次の槍や刀にも共通しており、洞窟を出る前にククルカンが刃に対して行った蒸着処理の効果の賜物だった。
メシーカたちは、瞬時の間に七人が無残に斬られた。残りのメシーカは、さらった女には見向きもせず、恐怖の悲鳴を挙げながら密林に消えて行った。
メシーカが去った後、竜王丸たちは震えが止まらなかった。
「これが武者震いと申すものでござるよ」
義清が全身を震わせながら言った。
「義清も、人を斬ったのは初めてか?」
竜王丸も声音こそ落ち着いていたが、やはり義清同様、身体を震わせていた。
「仰せの通り、初めてでござった。しかし、それにしても、この刀の切れ味にはびっくり致してござる。人の身体がまるで西瓜のように斬れるとは、思いもよらざることで」
「ククルカン殿のあのからくりにはまことにびっくり致してござる」
竜王丸たちは娘たちのところに歩み寄り、声をかけた。
「もう、大丈夫だよ。あの者たちは行ってしまったから。どれ、手を縛ってある縄を解いてあげよう」
娘たちは、歯をガチガチと言わせ、恐怖の目で竜王丸たちを見詰めていた。
無理も無い。竜王丸たちの剣で、憎いとは言え、メシーカが頭から尻まで真っ二つにされたり、胴斬りされた姿を見せられた後であるから、竜王丸たちが魔王のように見えていたことであろう。
竜王丸たちは娘たちを縛った縄を解いてやった。
ようやく、娘たちも竜王丸たちの善意が通じたのか、顔に生気が戻ってきた。
「助けて戴き、ありがとうございます。私たちはマヤの部落の者ですが、昨日あのメシーカたちにさらわれてきた者です」
女たちを代表して、シュタバイが竜王丸に話しかけた。
「それは大変でしたね。でも、もう大丈夫です。メシーカとやらは逃げ去ったし、ここには我々しかいませんので」
「私たち、部落に帰りたいのです」
「部落はどちらの方向かな。良ければ、送ってあげよう」
「はい、あちらの方角ですが、ここからは大分離れています」
「義清、弥兵衛、弥平次。それではまいろう」
竜王丸たち一行は、娘たちを前後に守りながら歩き始めた。
途中、竜王丸たちは娘たちと話し、いろいろと部落に関する情報を得た。また、マヤの風習、習俗に関しても興味は尽きず、いろいろと訊いた。
「人口は大体五千人といったところで、かなり大きな村でござるな」
「作物も十分に採れ、大分豊かな村のようでござる」
「五千人で兵士が二百人というのはかなり武装兵士の率としては低い。それだけ、平和であったという証拠でござりまするな」
「マヤの風習で奇妙なのは、何と言っても、赤ん坊の頃に板で額を押さえつけ後方に反らすように扁平にするとか、強制的に寄り目にするとかいったところでござる。まことに、世の中は広く、奇妙きてれつな風習があるものでござるなあ」
「かつ、扁平であればあるほど、やぶにらみであればあるほど、貴いとされる考え方なぞ、可笑しなものでござる」
「我が国にも、お歯黒と称して、貴人は歯を黒く、鉄漿で染めているわ」
「今、敵対しているメシーカ族というのは野蛮でござる。平気で人を生贄にするなど、言語道断でござるわ」
「そう、他国の悪口も言ってはおられまい。ほれ、我が国にもかつては、城を造る際の人柱とか、雨乞いの際の人身御供とか、いろいろとあってござるゆえ」
「しかし、斬首はともかく、人の皮を剥ぎ、その皮をかぶるとは気味が悪うござる」
「人肉も、生贄になったからには聖なる食物として喰らうとか。メシーカと比べ、この娘たちの村の方が大層ましでござるな」
「それはそうと、この防御服は涼しいでござるな。汗が綺麗に外に発散され、涼しく感ぜられるでござるわ」
「それに、ククルカン殿の話に依れば、剣とか槍、矢を受けても突き刺さらずに撥ね返すそうでござる。まことに、この服を着ている限り、それがしたちは天下無敵でござるな」
「しかし、多数群がって、押し倒され、脱がされたら、それまででござる」
「切れ味が素晴らしく、刃こぼれもしない刀を持ち、この防御服を着ている限りは、千人力でござる」
先頭を歩く弥平次がふと立ち止まった。目で彼方の木陰を示した。
そこに、ククルカンの館の画面で見た大きな野生動物がいた。黄色の毛皮に黒の斑紋が鮮やかであった。大柄な南部義清に引けを取らぬ大きさだった。
娘たちも気付いて、一様に怯えた眼をした。
弥兵衛が槍を抱えて、ゆっくりと前に出た。すたすたと、その肉食動物の方に歩み寄った。その動物は歯を剥き出しにして弥兵衛を威嚇した。威嚇しながら、飛び跳ね、躍りかかって来た。弥兵衛が空中のその動物に対して槍を繰り出した。
勝負は一瞬にしてついた。
弥兵衛の槍は首筋の真ん中を見事に貫き、勢いあまって、穂先が外に五寸ばかり出た。
地上に落ちたその動物は断末魔の痙攣を繰り返した。やがて、息絶えた。
「みごとである。弥兵衛、まことにみごとである」
「おみごと、おみごと」
竜王丸と義清に誉められて、弥兵衛は少し片頬を緩め、照れたように笑った。
娘たちも一様に感嘆したような表情をして、竜王丸たちを眩しそうに見た。
「ウツコレル。この人たちは私たちと同じ人間とは思われない。きっと、神様よ。メシーカから私たちを助け、今後はバラム(マヤ語でジャガー)を一瞬の内に殺してしまった」
「シュタバイ。私もそう思うわ。とても、人ではないわ。私たちの部落の窮状を憐れんで、神々がお使わしになられた、ククルカン様の軍神たちよ」
その内、部落に近づいたと見えて、娘たちの話にあったような洞窟があちらこちらに見かけるようになった。
中には、地上が陥没して、周囲が何十尺も絶壁となっている泉もあった。
いずれも、鬱蒼とした密林の中にあり、不気味な静けさに満ちていた。
シュタバイが竜王丸たちに言った。
「あの洞窟には、水が湧き出している綺麗な池があります。体を清められたら如何ですか。衣服にもメシーカの血が付いていますし、血を落としてから部落に入られた方が宜しいかと思います」
「それもそうだな。では、そのようにする」
竜王丸は続けて、義清たちに言った。
「一同、ここにてひとまず、休息と致そう。血に汚れた衣服を洗うことと致そう」
洞窟に入り、満々と水を湛えた泉のほとりで、竜王丸たちは衣服を脱いだ。衣服はシュタバイたちが洗ってくれるという。衣服を渡し、試しに防御服を着たまま、泉に入ってみた。驚いたことに、服の外側は水で濡れるものの、内側には水は入って来なかった。これも不思議なことよ、と竜王丸は思った。防御服の外側に付いた血は綺麗に洗い流された。
服はすぐに乾いた。血の沁みの痕は、少しは残ったものの、さほど気にならない程度にまで落ちていた。
竜王丸たちはまた歩き始めた。
「あなたがたは神なの?」
突然、ウツコレルが竜王丸に無邪気に訊ねた。どうも、道中ここまでの間ずっと訊きたくてうずうずしていたらしい。堰を切ったように、次々と訊ねてきた。
竜王丸も苦笑しながら、ウツコレルの質問に丁寧に答えていた。
「神ではない」
「でも、神のように振舞っているわ。強いメシーカをあんなに簡単に斬り殺すなんて」
「ククルカンを知っているかい」
「ええ、私たちの神の一人よ」
「我々はそのククルカンの家来だ」
「ククルカンが使わした戦士なの?」
「そのようなものだ」
「あなたの持っているその美しい、良く斬れるものは何なの?」
「ああ、これかい。これは、太刀という剣だ」
「あの人が腰に差しているものは何?」
「あれは、刀というものだ」
「また、あちらの方が担いでいるものは何? 槍のようなもの?」
「その通り、メシーカたちの槍は投槍だが、彼の持っている槍は投げずに、両手で持って闘う武器だ」
竜王丸は傍らでいろいろ訊いてくるウツコレルの顔をしげしげと見た。
他の娘たちと異なる容貌をしていた。
竜王丸の目にはこの世のものとは思われぬ美しい娘のように映った。
年齢は十四ということだった。
しかし、乳房の膨らみ、腰のなだらかな隆起といい、竜王丸の目には新鮮ながらも刺激的な魅力を持っていた。
顔も優雅に整った美しさがあった。
ウツコレルの話に依れば、自分は醜いということだった。
どこが醜いのか、竜王丸には分からなかった。
シュタバイは美人だとウツコレルは言っていたが、竜王丸の目から見たら、シュタバイの美しさは理解できず、むしろウツコレルの優雅な肢体、容貌に惹かれるものを感じていた。
村に近づいたらしい。
娘たちの顔もだんだん和らいだ表情に変わってきた。
娘たちは元気を取り戻したらしく、小走りで歩みを速める娘も居た。
四の巻 終わり
マヤ・ファンタジー 四の巻 三坂淳一 @masashis2003
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