“あとがき” が続くようなので、ここまで読ませていただけたこの時点での
“小説” への感想を述べさせていただきたく存じます。
(*´∀`*);
先ずおそらくご体験を叙述する小説として、心の痛みを伴う行為を全うされた
作者様の強い “書き表そうとする気持ち” への敬意とともに、
お父上を亡くされたお身内としての胸の痛みが少しでも和らぐ事、
なによりお父上様の魂の安らかなるをお祈り申し上げます。
お父上の波乱万丈というか、無軌道にも思える人の弱さを表した生き方に
翻弄された家族の困惑のお話という形をとりながら、
その “家族” の出発点や、様々な転換点は間違いなくお父上であったと、
時に厳しく、また優しく見つめる複雑な視座を持った作者様あってこそ、
それぞれに受け取るわれら読み手もまた生まれた
『物語』、『小説』であったのだと思います。
現実として目の当たりにしていたならば、
眉をしかめ感情を高ぶらせざるを得ない様々な事柄を、
作者様は見事に掌中でまるで愛おしむように転がして、
やさしいお団子か金平糖のような文章にかえてしまいました。
登場人物とは会うことの叶わない「読者」に、
引き攣りそうな笑いと甘苦い想いの果ての、
虚無と寂しさに満ちたお母上の ”カラ元気も元気のうち” と
言わんばかりに、 “家族” の“続き” を励ます、
“しょうもないオヤジに困らされたこれからの『一家』のお話” として結実した
物語を読ませていただいたのだと思っております。
どうやらお話と近しい時代を経てきたような気がしている一読者として、
心のポケットに残されていたふんわりした何かを、
思い出させていただいた事にも感謝を込めて、
少し痛くて甘苦い物語を、ありがとうございました。
作者からの返信
父の魂の安らかなるお祈りありがとうございます
多分私と同世代ですよね(笑)
最後まで読んで頂いてこちら
そありがとうございました
感謝でいっぱいです
編集済
火葬のときと葬式って意外とそんなものなんですよね。
作者からの返信
そうですね
本当に亡くなってしまうと
心にぽっかりと穴が空いたような
信じられないような…
なんか思考能力停止状態です