そんなこんな中二月も終り頃…

父はまた体調を壊しました

寝て過ごす日が多くなり咳も止まらず胃が痛いと食欲もなくなり

良くご飯に氷水をかけてかき込む様になりました

仕方なく私達家族も入れ替わり様子を見に行ってました

どうやら覚醒剤を打つ元気もなくなった見たいでしたが…

父の事ですから密かに打っていたのかどうかわかりませんけどね

ある日家族に勧められて病院嫌いの父がようやく病院に行く決断をしました

医者が出す薬より良い薬がある

と言っていたあの父が病院に行く位ですからよほど具合が悪かったのでしょう

病院から帰って来た父

「風邪で肺炎のなりかかりらしい！安静に寝てれば治るってよ！医者なんていい加減なもんだ！だから行かなくて良かったんだ！お前らがうるさく言うから行ったが風邪なんて寝りゃ治るもんだ！全く！情けねぇもいいとこだ！」

父…言い訳が長過ぎる

風邪で病院行ったからって

情けねぇ

なんて誰も思わないって

と…言いつつも医者から貰った薬をしっかり飲んでいたのを

私は見た

ﾌｯ

父…ﾁｮｯﾄ可愛いぃ

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