第10話5F

「おい、お前。起きろ!」


どういうわけか、俺はどこか知らない場所にいた。

そして何故か隣で眠ってる、あいつ。


「……これはどういう状況だ?」


全く解せない。

まあとにかく、もう一つ上のフロアに出たら、ついに外に出る。


「全く………手のかかる野郎だぜ。」


俺はあいつを抱き抱えて、上を目指した。

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