応援コメント

8.渡りの風(三木頼子)」への応援コメント

  • 小葉さま

    こんにちは。

    この一話、タイトルからもうずっとそわそわしています。以前から目次でこのタイトルを目にするたびに気になっていた一話です。

    渡りの風、ネットで調べると、ときおり渡り鳥の乗る風の名称として使用例もあるようですが、それほど確定した表現ではないのですね、この話にこのタイトルを冠するセンスに脱帽です。

    日本で渡りと言えば春か秋、季節の変わり目とも言えます。変わりゆく季節とともに、人間の知りえない何か壮大な意思に導かれるようにひたすら飛び続ける鳥たち。そのはばたきを促すかのように無窮の空を吹きわたる風。タイトルだけでひとつの世界ができあがっているのを感じます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    タイトルはいつもそれなりに考えてつけているので、お褒めいただいて恐縮です。

    「風に乗る」というのははたから見るほど簡単なことではないのだろうと、鳥たちを見あげながら思っていました。でも、乗れたらきっと気持ちいいのだろう、とも。
    飛び続けたり留まったり、風に乗ったり煽られたり、人の人生もまた鳥と共通するものがあるように思います。

  • 自分が育児休業から復帰した頃のことを思い出しながら読んでいました。仕方ない、の繰り返し。身に覚えがあります。
    みんな、自分が「これだ!」と思う道を突き進めたらいいなと思います。結婚とか独身とか、正しいとか普通とか関係なくて、一度きりの人生なんだからさ! 
    ゆっこ先生の剣道する姿、見てみたいです。カッコいいんでしょうね(〃∇〃)

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。
    女性の生き方は多様化していますが、そのどれをとっても悩みのない道なんてないだろう、と周囲を見ていて感じます。
    剣道部に更なる追い風を吹かせたゆっこ先生。学生時代はおそらく巷で名を馳せたツワモノ剣士だったのではないかと。