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2023年7月22日 22:03
小葉さまこんにちは。また、苦しい話ですね。仕方ないことなのかもしれませんが、この年代の子供たちは、女の子の方が追い詰められやすいのかなと感じました。相対的な位置、絶対的な位置について考えてしまいます。自分の感覚を自分で決めるということ、他人を定規にしてそこからの相対位置で決めようとすること。あるいは、自分の中に目盛りがない人。他人を目盛りにすることでしか安心できない人。莉衣奈にとってアユハが自分の連星なのだとしたら、互いに引き合うことで相手に影響を及ぼし合い、このさき、ふたりはどうなってしまうのだろうとも思ってしまいます。見えない相手の存在感だけにすがり、ずっと安定した軌道を回り続けていけるのだろうか、と。連星に思いをはせる描写が嫉妬するくらい美しく、印象的です。蛇足ですが、宇宙塵。「ふたりぼっちの宇宙人」に続き「宇宙塵」も出たあ! とちょっと嬉しくなったのでした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。新山さんとアユハさんは二人とも自立心の強い人なので、依存関係には絶対にならないというか、近づきすぎると逆に反発してしまうドライさがあるような気がします。お互いを連星のような存在だと感じつつも、それを素直には認めたくないし、寄りかかるつもりもない。はたから見るとお似合いのバディなんですが、本人たちは「親友なんかではない。こいつとニコイチにされてたまるか」と妙なプライドを持っていそうです。
2021年7月18日 18:00
>どこまでも一緒に行こう。「銀河鉄道の夜」、いいですよねぇ……。二重星のエピソードも、沁みました。想いはなかなか言葉になりませんけれども、更新に気付いてすごく嬉しかったです。次の物語も、お待ちしています。
お待たせしました~。読んでくださってありがとうございます。いつもは中学生のお話ですが、今回は高校生視点のお話が書けて楽しかったです。次はだれに語ってもらおうかなぁ。
小葉さま
こんにちは。
また、苦しい話ですね。仕方ないことなのかもしれませんが、この年代の子供たちは、女の子の方が追い詰められやすいのかなと感じました。
相対的な位置、絶対的な位置について考えてしまいます。
自分の感覚を自分で決めるということ、他人を定規にしてそこからの相対位置で決めようとすること。
あるいは、自分の中に目盛りがない人。他人を目盛りにすることでしか安心できない人。
莉衣奈にとってアユハが自分の連星なのだとしたら、互いに引き合うことで相手に影響を及ぼし合い、このさき、ふたりはどうなってしまうのだろうとも思ってしまいます。見えない相手の存在感だけにすがり、ずっと安定した軌道を回り続けていけるのだろうか、と。
連星に思いをはせる描写が嫉妬するくらい美しく、印象的です。
蛇足ですが、宇宙塵。「ふたりぼっちの宇宙人」に続き「宇宙塵」も出たあ! とちょっと嬉しくなったのでした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
新山さんとアユハさんは二人とも自立心の強い人なので、依存関係には絶対にならないというか、近づきすぎると逆に反発してしまうドライさがあるような気がします。お互いを連星のような存在だと感じつつも、それを素直には認めたくないし、寄りかかるつもりもない。はたから見るとお似合いのバディなんですが、本人たちは「親友なんかではない。こいつとニコイチにされてたまるか」と妙なプライドを持っていそうです。