舌先で「ラ、ラ、ラ」と歌う　しゃぼん玉ひとつひとつを消して行く音

人偏は多分知らない君の事ヒトは優しくないという事

何もかも悟ったような顔をして薄荷の飴を舐めたい日もある

白線を辿らず帰る　今日僕はこんなに大人になってしまった

結局は君が残ると分かってて消去法には頼れずにいる

立ち止まるしかなかったのT字路が唐突にまた現れたので

「ロジック」の歯切れの良さに救われて今日も私は正しく生きる

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