第4話

ぐぅるる。

風は、渦巻き、サナギとアンジェラは、離れ離れになりました。


やっと、やっと会えたと思ったのに。また。

アンジェラは、確信に似た、きもちで、とても悔しくなりました。


また。また失敗した。


―――また?


そう、また。もう、なんどもなんども、なんどもなんどもなんども・・・・・・。

おなじ過ちを犯している。


くりかえされる、私の過ち。そのたびに私は、ひとをおとしめる。


たすけられない、なんていうものじゃなく。

つきおとしてしまうのだ。


―――そう。でも、今回は、だいじょうぶ。わたしがいたから。あの子は、無事よ。


ほーぅ、と息を吐いて、アンジェラは、深く深く、息を吸いました。

雲が、すこし晴れて、陽の光が射し込みました。


空が、ほほえんでいるようです。

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