6話 コンプレックス 95

今日は起きたのが昼過ぎでした。それから外に行く気にはなれず、ずっと家の中にいました。

何も考えないで寝ていると、アダルトな電子書籍に自然と手が伸びます。または大手の動画配信サイト。一作、300円程度で借りることができます。大体どの話も、小さな女の子がセックスをする話です。中にはとても陵辱的な作品もあります。

私はロリコンで最低の奴です。同世代の人とまともに会話ができないから、作品の中の少女に逃げているだけなので。コンプレックスを抱えながら、作品を消費する私は大変醜い存在であるのでしょう。全てのロリコンが醜いとは言いません。二次元のみであれば、偏見があったとしても、許容はされるでしょう。三次元の場合、当事者も葛藤しているのだろうなと思います。

明日こそはまともに生きたいと思いつつも、そんな未来はやってこないのでしょう。だから、決断を迫られている。

あと95日。

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