世界を終わらせるといった彼を追想し

鈴木夢眠

1話 hajimari 100

私は今日から100日後に今後のことを決めようと思います。

決めるにあたって、手段はまだ考えていません。

私はこの決定を失敗すると、ある世界の住人でいることができなくなるでしょう。その世界で生き残るために考える時間を用意したのです。

といっても、それが成功するか失敗するかはどうでも良いことです。私が1番手に入れたかったものはとうに手に届かないくらい遠いところへいってしまったのですから。

もう、ダメだということはわかってます。だけども、諦められないのです。

あと、100日。

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