第15話 少し先、二十九才のころ

大学を辞めてから、ずっとアルバイトをしていましたが、

二十五くらい?で眼科・心療内科と出会い、別れ、憎み。


実家住まいでしたが、家に極力帰らず飲み歩き、酒の力で強制的に寝る生活を送り、肉体的にかなり楽になり。

実家で家族と顔を会わせないからか、気持ちも軽くなり。


一人暮らしを目指して、正社員での就職を目指しました。

転職を考えたのは、一生に一度くらいは、ボーナスを貰ってみたかったのも大きいです。


仕事はすぐに見つかりました。

補正下着の会社です。

訪問販売です。

私は運転手兼事務補助兼テレホンオペレータという、雑用係のようなことをしました。

ハタラキモノの私は重宝されました。


会社はブラックでした。

勤務的には、それほどではなかったのですが、

消費者生活センターのブラックリストにのるような、あくどい会社でした。


続きます。

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