恋の魔法

第1話

私は、私立の高校に通っている。

まぁ高校とはいえ、私はそこそこ実力で入った学校だった。

あれはまだ、中学三年の時だ。恋なんて興味がなかった私には突然の出来事だった。

でもその時には、君と出会って居た。それが私がこの学校を目指した本来の理由だ。

朋樹……あなたが居なかったら私は何も知らないままだったのかも知れない。

ー中学三年の時ー

？「親ってまじでくだらないよね〜」

？「どこの家もそんなんじゃんない？」

そんな会話をして居た時私は……運命の恋にまだ気がついてなかったんだね。

1個目の扉が開いた。

その男は電車から降りて行った。