お先真っ暗としか思えない時

私はうつ病を患っていました。今でもたまに自分が嫌になったりと後ろ向きな日もあります。そんな日々が続くと、「あーはいはい、暗く考えがちモードね。」と一歩引いて自身を見ることができるようになったりしますが、時に抗えないほどのスピードで暗闇に叩き落とされる時がありました。私の場合は仕事でのミスが重なった時でした。

・ABCの仕事を同時並行でこなすうち、Aがトラブル。

・Aに即対応しなければならず、心と解決策の準備。

・Aに対応し、謝罪、報告。

・Bの期限が過ぎていることに気づく。

・Bに即対応しなければならず、心と解決策の準備

そんな負のループにはまると、延々と暗いトンネルの中を進んでいるような感覚に陥り、ついには自分の人生すらそんな風に見え始めました。本来は暗闇を見ないようにして逃げ去りたいのですが、社会人という立場や周りの視線を感じると、足がすくみます。

どうにかしようと考えるためにはたくさん空気を取り込まなくてはならない。でも周りの空気は悪くて、取り込んだら"私はなんてダメなんだ"と頭にこだまする。

そして息をすることさえ苦しくなり、息をしたくなくなる。

そこで私は病院に行き、うつ病の診断を受けました。


その時期は、"息をさせようとする"前向きすぎることは、私の現状との対比を明確にし、余計に首を締めてきました。


労いの言葉。「前向きに気楽にやりなよ。」

「前向きにならなきゃ。なるべきだ。でもそうなれない私はダメだ…」


友達との息抜き。

「今は楽しいけど、この時間が終わったら…。」

「目の前の問題を差し置いて楽しむ権利が私にあるの…?」


お金を払って相談する精神科ならまだしも、これでは自分に関わってくれる人たちまでも、後ろ向きにさせてしまう。そうして一人で問題を抱え込む。お先は真っ暗…。

それではどうしたらいいのでしょうか。


私のススメる解決法は次回に続きます。

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