六月も終わり
今年の六月は、雨よりも暑さの方が気になって仕方がなかった。これから秋まで地獄のような日々が続くのだろう。どうにも気力が萎えてしまう。私は思うのだが、夏は人類の生存に適していないのではないだろうか。
兎に角、今年はもう折り返しのようである。あっという間だったという実感すらない。気が付けば今日だった。それが恐ろしくてたまらない。気が付けば五年後、気が付けば十年後、と言う風に年を重ねてしまうのではないか。この調子では、何事も為さずに、気が付けば死んでいるのではないだろうか。
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