梅雨
まるで芋のようである
狭い部屋で蒸されて
ごろごろと転がっている
洗濯物は乾かないし
床も何だか湿っているような気がする
生乾きの嫌な匂いも立ち込めている
これが過ぎれば本格的に暑くなる
日差しに焼かれることになる
蒸され焼かれても
どうにも食えない人間が一人
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます