第4話
《それが一番危険なんですよ。自分で考えないで『池上がなんて言うんだろう』『それに従おう』なんて言うのが、民主主義では1番いけないこと。一人ひとりが考えて決めなければいけない。私はその為の材料を提供している。》
By 池上彰
この名言は、2017年8月4日のとある番組で彼が発言した内容です。なぜ池上彰さんはテレビの場でこれを言ったのか。
・・・実は番組の中に出演していた、陣内さんが
「池上さんが1番正しいと思っている」
これに対する、池上さんが返した言葉が今回名言扱いしているものだったりします。
ようはダメ出しです、この発言。
ともかく、一応人物紹介。とはいえ知ってる人はかなり多いのではないでしょうか。少なくとも名前は聞いたことはあると思います。日本のジャーナリストで、テレビにも出演している人なので。よく本もだしています。
個人的には池上さんの事を知りたいならテレビではなく、池上さんが書いている本の方を読んで欲しいなーと思います。
というのも、テレビの報道内容っていつも似たような見方ばっかなんですよ。ほとんどが左側に偏ってます。(例外もあるにはあるんですが。)
別に左の考え方が悪い、なんて言うつもりはありません。考えは人それぞれですし。
問題なのは、左以外の考え方から見たニュースが皆無に等しい事だと私は思ってます。
それに、テレビでは本人の思っていることがそう簡単に言えるとも限らない。
実際に出演者が、番組のプロデューサーにとって気に入らない発言をしてしまうとすぐに番組をおろされてしまう。
「池上彰はよく左の考え方だ」と言われますが、実際は右でも左でもない真ん中の立場なのではないかなーというのは私自身の考えです。(※立場であり、考えはどうとも言えない。本人がそれを明かした事はないので)
ただテレビに出演している限りは、プロデューサーの趣旨に沿わなくてはいけない。暗黙の了解なんでしょうね。誰だって番組からはおろされたくはないでしょうし。
というか池上さん自体、テレビをあまりよく思っていないのかもしれません。というのも、
「テレビの仕事を減らして、まともなジャーナリストに戻りたい。」
というような内容の発言をしていたらしいので。
あーそうそう。
『左に偏った考え方』ってなんだよ?
って人はぜひググってほしい。少なくとも外では絶対に話さない方が賢明な話題です。
基本的に日本国内限定で、ですが。
ああ、もちろん左もあるなら右もあります。
ともかくここら辺で人物紹介(途中思いっきり話が脱線してるけど)を、終わっときます。
民主主義の怖いところは何だと思いますか?
私は多い方の意見で全てが決まる事かなって思います。たとえその意見が世界的に見て間違っているものだとしても、その意見が多ければ決まってしまう。
ヒトラーなんかがいい例だと思います。
かつてあのヒトラーを国のトップとして選んだのは、他ならぬドイツの国民です。
ドイツに住む多くの人がヒトラーに投票したんです。
大多数の意見が正しい、なんていう保証はどこにもないんですよ。
だからこそ他の人がこう言ってるからそうする、じゃなくて。自分で考えないといけないのではないのでしょうか。
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